88時限目 漢かな:現代詩の半紙へのまとめ方(行書風)その3(記事版)

大澤流書道教室

090-1463-2631

〒406-0807 山梨県笛吹市御坂町二之宮

定休日 土曜日(その他、不定休あり)

88時限目 漢かな:現代詩の半紙へのまとめ方(行書風)その3(記事版)

師範のつぶやき

2021/04/29 88時限目 漢かな:現代詩の半紙へのまとめ方(行書風)その3(記事版)

本日も、こうして御来訪下さり、誠に有難う御座います(*^▽^*)

前回前々回に続き、今回も漢字かな交じり文に於ける、行書体での現代文の、半紙への書き方・まとめ方についてお話し致します。

 

今回の記事や前回・前々回の記事、そして元ネタ動画を御覧になる事で、漢字かな交じり文を行書体でより体裁良く半紙に書けて、まとめる事ができるようになりますよ!!(*^-^*)

また、当教室では、中学生以上の生徒さん達は、毛筆では行書を学び始めます。その為、現在中高生や成人の生徒さん達は勿論の事、小学5~6年生の生徒さん達も、予習がてらにこの記事を御覧になる事をお勧め致します<m(__)m>

 

てな訳で、早速本題に入っていきましょう。

例の如く、先ずは下の画像を御覧下さい<m(__)m>

 

screenshot_20210427_211038

 

今回は、行頭(行の最初)も行尾(行の最後)も不揃いです。

殊に、真ん中の「青麦は」は3字しか無いので、若干下から始め、余白面でのバランスを取っています(*^-^*)

更に、冒頭の「たった」の部分を御覧になればお分かりかと思いますが、最初の「た」と3文字目の「た」で、2画目の縦画にカーブを入れるなど、字形に変化をつけてあげると、面白い作品になります(#^^#)

このような、同じ字が1作品に2回以上登場する場合は、書きぶりを変えたり、場合によっては変体がなを使ったりして、変化をつける工夫も重要です。

 

後、以前からも散々申し上げているので、皆様にとっては耳タコかもしれませんが、漢字を行書で書いたからには、ひらがなも行書風に書くと、調和の取れた作品になります。

殊に、「も」や「る」、「間」の「もんがまえ」など、行書体になって字形が変化する漢字やひらがなは、そちらの字形も有効に使われると、より面白い作品に仕上がります( *´艸`)

 

次に、「びている」の部分を御覧になって頂きたいです。

このように、「び」のような正方形サイズのようなひらがなに続いて「て」のような逆三角形のような字形、「い」のように横長の字形、「る」のように縦長の字形、というように、字形が異なる漢字やひらがなをうまく組み合わぜ、行や字の配置に対する工夫も重要です( ̄ー ̄)

 

ところで、「伸」の字を御覧になればお分かりかと思いますが、「田」の部分が一番上の横画で折れず、横画3本が連続してから縦画を伸ばしているような字形になっています。

この字形も、後々動画やブログ記事で語る予定である古典臨書などでも結構見掛ける字形ですので、ここで憶えられる憶えられる事をお勧め致します<m(__)m>

 

因みに、今回の記事の元ネタ動画は、コチラから御覧下さいませ。↓↓

 

 

但し、概要欄でも御話ししている通り、過去に演劇をやっていたとは思えない程、師範の解説がかみっかみで非常に恐縮です(一一”)

 

それでも、元ネタ動画の方も、皆様のお役に立てましたら、高評価・チャンネル登録・コメントなども頂ければ、師範は非常に嬉しく思います(T_T)

 

 

そして、今回も最後まで御覧頂きまして、誠に有難う御座いました<m(__)m>

 

 

 

 

大澤流書道教室

電話番号 090-1463-2631
住所 〒406-0807 山梨県笛吹市御坂町二之宮(御坂校)、〒407-0045 山梨県韮崎市旭町上條中割(旭校)
定休日 土曜日(その他、不定休あり)

TOP