105時限目 漢かな:横長半紙への唱歌のまとめ方について(記事版)

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105時限目 漢かな:横長半紙への唱歌のまとめ方について(記事版)

師範のつぶやき

2021/05/16 105時限目 漢かな:横長半紙への唱歌のまとめ方について(記事版)

本日も、こうして御来訪下さり、誠に有難う御座います(*^▽^*)

今回は久々に、漢字かな交じり文回です。

で、今回は行書体で唱歌の歌詞を、横長半紙にまとめる方法についてお話し致します。

 

今回の記事や元ネタ動画を御覧になる事で、唱歌の歌詞をより体裁良く半紙にまとめる方法や、横長に配置した半紙に作品を書く際の書き方について学ぶ事ができるようになりますよ!!(*^-^*)

また、当教室では、中学生以上の生徒さん達は、毛筆では行書を学び始めます。その為、現在中高生や成人の生徒さん達は勿論の事、小学5~6年生の生徒さん達も、予習がてらにこの記事を御覧になる事をお勧め致します<m(__)m>

 

てな訳で、早速本題に入っていきましょう。

例の如く、先ずは下の画像を御覧下さい<m(__)m>

 

screenshot_20210507_171442

 

今回は、行頭(行の最初)も行尾(行の最後)もばらばらに書いています。

で、今回は「来鳴きて」の「来」と、最終行の「夏」で墨をついでいます(元ネタ動画がわかりにくくて、申し訳御座いません)

この墨つぎも、行に並んでいる字の状態や、筆に残っている墨の残量とも相談の上で、計画的に行っていきましょう。

これは他の動画や過去記事で語っているのですが、最初に墨がたっぷりついている字がきた場合、その隣にかすれた字が並ぶと、それだけで作品に立体感が生じ、面白い作品に仕上がります(*^-^*)

後、字を書き続けて筆から墨が無くなっていき、字がかすれてきた場合は、筆をゆっくり目に動かしていきましょう。

 

また、これも過去記事「漢かな:現代詩の半紙へのまとめ方(行書風)その3」回などでも語っている内容ですが、「の」や「も」など、同じ字が1作品に2回以上登場する場合は、書きぶりを変えたり、場合によっては変体がなを使ったりして、変化をつける工夫も重要です。

 

後、以前からも散々申し上げているので、皆様にとっては耳タコかもしれませんが、漢字を行書で書いたからには、ひらがなも行書風に書くと、調和の取れた作品になります。

殊に、「早も」の「も」のような、行書体になって字形が変化する漢字やひらがなは、そちらの字形も有効に使われると、より面白い作品に仕上がります( *´艸`)

 

尚、今回は半紙を横長に配置して作品を書きましたが、書き方自体は半紙を普通に(縦長に)配置した場合や、何なら半折の場合でも、その半折を1/2や1/3にカットし、それを縦長、ないし横長に配置した場合も同様です。

しかし、如何なる場合であっても、字のサイズや配置、書体、字形や墨の潤滑などなど、様々な要素について配慮し、工夫も凝らして面白い作品に仕上げていきましょう。

因みに、今回の記事の元ネタ動画は、コチラから御覧下さいませ。↓↓

 

 

 

但し、概要欄でも御話ししている通り、過去に演劇をやっていたとは思えない程、師範の解説がかみっかみで非常に恐縮です(一一”)

 

それでも、元ネタ動画の方も、皆様のお役に立てましたら、高評価・チャンネル登録・コメントなども頂ければ、師範は非常に嬉しく思います(T_T)

 

 

そして、今回も最後まで御覧頂きまして、誠に有難う御座いました<m(__)m>

 

 

 

 

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