113時限目の1 毛筆:旧字体と書写体について・補講(記事版)(前編)

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113時限目の1 毛筆:旧字体と書写体について・補講(記事版)(前編)

師範のつぶやき

2021/05/22 113時限目の1 毛筆:旧字体と書写体について・補講(記事版)(前編)

本日も、こうして御来訪下さり、誠に有難う御座います(*^▽^*)

以前、旧字体や「書写体」について語りました。

今回と次回では、その過去記事の補講的な内容について取り扱って参ります。

 

今回の記事や次回の記事、元ネタ動画を御覧になる事で、それらの漢字の旧字体や書写体の字形についてより深く学べ、これらの旧字体や書写体が登場する漢字かな交じり文やかな書道作品、ペン字作品などが、よりそれらしく書けるようになりますよ!!(*^-^*)

 

てな訳で、早速本題に入っていきましょう。

と言っても、今回の内容はあくまでも「ほんの一例」ですから、時と場合によって使い分けましょう( ..)φ

その為にも、臨書(古典作品を模写して学ぶ事)や運筆練習を精力的に励まれる事が第一です。

 

先ずは、それらの漢字について、御紹介申し上げます。

下の画像を御覧ください<m(__)m>

 

screenshot_20210519_062333

 

これは、今回取り挙げる旧字体の一例です。

という事は、上の画像の旧字体も含め、旧字体7字と「書写体」5字(合計12字)を取り挙げます。

その為、前後編にわけ、前編で旧字体7字について、後編で「書写体」5字について解説致します。何卒御了承下さい<m(__)m>

 

で、上の画像は御覧の通り、上から「尽」「昼」「画」の、左側に旧字体、右側に新字体(常用漢字)を配置しました。

で、旧字体に着目して頂きたいです。

どうでしょうか?旧字体は、どれも似たような字形ですが、新字体は全然違いますよね?

こういう事例があるから、旧字体は面白いですよね(笑)

というのはさておきまして、このような事例は、字典を御覧になったり、様々な作品を書いて学ぶなどして、覚えていくしかありません(一一”)

 

続きまして、下の画像を御覧下さい<m(__)m>

 

screenshot_20210519_062434

 

screenshot_20210519_062423

 

上の画像は上から「仮」「暇」で、下の画像も上から「恋」「攣」です。

で、最初の画像と同じく、左側に旧字体、右側に新字体を配置したのですが…。

どうでしょうか?例えば上の画像の場合、「仮」の旧字体の「にんべん」部分が「ひへん・にちへん」になれば「暇」になるのですが、逆に「にちへん」に「反」なんて漢字は、皆様御覧になった事がありますでしょうか?

同様に、「恋」の上部分と「手」なんて漢字は、皆様御覧になった事がありますか?

このように、部首以外に共通している部分が存在していて、その部分が新字体化しているからとて、その変化が全般にあてはまる訳ではありません(現に、画像では×印が刻まれています)

このような例外も、字典を御覧になったり、様々な作品を書いて学ぶなどして、覚えていくしかありません(一一”)

では、前編最後の画像を御覧下さい<m(__)m>

 

screenshot_20210519_062450

 

これは皆様御存知(買い被り過ぎ)、上が「礼」、下が「体」です。

そして、やはり左側に旧字体、右側に新字体を配置しましたが…。

如何でしょうか?旧字体だとどちらも「豊」は共通していますが、新字体になると、かたや曲がってはね上げる1本の画になり、かたや「本」という部分になっています。

このように、部首以外に共通している部分が存在しているからと言って、新字体になると全然違う部分になる事例も、少なからず存在しています。

このような例外も、字典を御覧になったり、様々な作品を書いて学ぶなどして、覚えていくしかありません(一一”)

 

尚、上述の通り、今回の元ネタ動画の内容をこの調子で記事として書き続けると、とんでもなく長くなってしまいます。

因みに、この前編だけでも、1,700字を優に上回ってしまっています(苦笑)

その為、残る書写体」5字につきましては、次回の記事で御説明申上げます。

因みに、今回の記事の元ネタ動画は、コチラから御覧下さいませ。↓↓

 

 

 

但し、概要欄でも御話ししている通り、過去に演劇をやっていたとは思えない程、師範の解説がかみっかみで非常に恐縮です(一一”)

 

それでも、元ネタ動画の方も、皆様のお役に立てましたら、高評価・チャンネル登録・コメントなども頂ければ、師範は非常に嬉しく思います(T_T)

 

 

そして、今回も最後まで御覧頂きまして、誠に有難う御座いました<m(__)m>

 

 

 

 

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