121時限目 ペン字:楷書での熟語の書き方(記事版)

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師範のつぶやき

2021/05/28 121時限目 ペン字:楷書での熟語の書き方(記事版)

本日も、こうして御来訪下さり、誠に有難う御座います(*^▽^*)

今回から、ペン字回も内容がレベルアップして参ります!!(*^^*)

と言っても、今回は定められた枠の中に、楷書で熟語を複数書きおさめていく方法についてご説明申上げます。

 

今回の記事や元ネタ動画を御覧になる事で、定められた枠の中に、楷書で複数の熟語を体裁良く書く書き方がわかり、その事を応用して、より体裁良くお手紙や葉書などを書く事が出来るようにもなりますよ!!(*^-^*)

 

 

てな訳で、早速本題に入っていきましょう。

先ずは、見辛くて恐縮ですが、下の画像を御覧下さい<m(__)m>

 

screenshot_20210519_063604

 

今回は、このような感じで、定められた枠内に、4熟語をおさめていきます。

これも例の如く、下の画像のように天地(一番上と下)を少々(今回は5mm程度)空け、更にセンターラインをマーキングするなどし、文章を書く個所を明確化した方が良いかもしれません。

 

screenshot_20210519_063515

 

screenshot_20210519_063542

 

更に、先程の余白以外を測って、1熟語辺りの記入欄と、熟語と熟語の余白を計算します。

今回は1熟語辺りの記入欄を4cm、余白を5mm空けました。

後は、今回のような縦書きの場合は、過去記事「ペン字:罫の広さに対する文字の適切なサイズについて」回でも語っている通り、横幅の70%程度のサイズで、しかも中心軸をぶらさずに書きましょう( ..)φ

では、次の画像も御覧下さい<m(__)m>

 

screenshot_20210519_063614

 

この画像は、右側がきちんと上下の余白を空け、記入欄と余白も計算し、的確なサイズで熟語を書いた例です。

しかし、左側は余白や記入欄などの計算をせず、枠きつきつのサイズで、熟語を詰めて書いた事例です。

どうでしょうか?右側は非常に見易いですが、左側は息苦しい印象ですよね?

しかも、左側の場合は、熟語というよりは、漢文の白文(レ点や一・二点などが無い漢文)ような感じでもあります。

実は、この手の問題は書写技能検定でも出題されるので、殊に2級以上を受験される生徒さんの場合は、しっかりここで学んでお帰り下さい。

更に、こちらの画像も御覧下さい<m(__)m>

 

screenshot_20210519_063640

 

今度の画像は、右側が字をかなり小さく書いた例で、左側は文字のサイズこそ的確ではありますが、余白の計算を誤ったせいで、下の余白がかなり空いてしまった例です。

どうでしょうか?左側は見易いかもしれませんが、肝心の熟語が読み辛いですよね?

一方、右側も下が空き過ぎで、見栄え的によろしくありません。

このような答案を出さないようにする為にも、しっかり最初に余白を空け、その余白以外のスペースを測って、1熟語辺りの記入欄と、熟語と熟語の余白を計算し、横幅の70%程度のサイズで、しかも中心軸をぶらさずに書きましょう( ..)φ

 

但し、これらは実務書道について語る記事などでも申上げていますが、ペンで字を完全に書き終わった後に補助線を消す場合は、インクがかかっていないところから消していくように!!

そして、ペンで書いた箇所に関しては、そのインクが完全に乾く迄は消してはいけませんよ<(`^´)>

その理由は、説明する迄も無いでしょう。

 

因みに、今回の記事の元ネタ動画は、コチラから御覧下さいませ。↓↓

 

 

 

但し、概要欄でも御話ししている通り、過去に演劇をやっていたとは思えない程、師範の解説がかみっかみで非常に恐縮です(一一”)

 

それでも、元ネタ動画の方も、皆様のお役に立てましたら、高評価・チャンネル登録・コメントなども頂ければ、師範は非常に嬉しく思います(T_T)

 

 

そして、今回も最後まで御覧頂きまして、誠に有難う御座いました<m(__)m>

 

 

 

 

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