123時限目 ペン字:草書での熟語の書き方(記事版)

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123時限目 ペン字:草書での熟語の書き方(記事版)

師範のつぶやき

2021/05/30 123時限目 ペン字:草書での熟語の書き方(記事版)

本日も、こうして御来訪下さり、誠に有難う御座います(*^▽^*)

前々回は定められた枠の中に楷書で、前回は行書で、熟語を複数書きおさめていく方法についてご説明申上げました。

今回は、それらの草書版だとお考え下さい。

 

今回の記事や元ネタ動画を御覧になる事で、定められた枠の中に、草書で複数の熟語を体裁良く書く書き方がわかり、その事を応用して、より体裁良くお手紙や葉書などを書く事が出来るようにもなりますよ!!(*^-^*)

尚、当教室では、草書体を実際に書かれるのは高校生や成人の生徒さんで、小中学生の生徒さん達は草書体を学びません。その為、草書体について予習をしたい中学生の生徒さんや、既に草書体について学ばれているものの、理解がし難い高校生以上の生徒さん向けのお話となります。ですので、小学生や未就学児(保育園児・幼稚園児)の生徒さん達は、別な記事を御覧になる事をお勧め致します<m(__)m>

 

てな訳で、早速本題に入っていきましょう。

先ずは、見辛くて恐縮ですが、下の画像を御覧下さい<m(__)m>

 

screenshot_20210519_063934

 

NG例や記入枠の決定方法などにつきましては、前々回の記事で語っていますので、そちらも参考にして頂ければと思います(#^^#)

今回も、1熟語辺りの記入欄を4cm、余白を5mm空けています。

何故なら、使用している記入枠は、前回・前々回と同じものだからです。

 

後は、全ての枠に同じマーキングをするか、或いは定規をあてがいつつ書いていきましょう( ..)φ

 

ところで、元ネタ動画で少し扱った「即席草書体」についても、ここで触れます。

先ず、下の画像を御覧下さい<m(__)m>

 

screenshot_20210519_063955

 

その「即席草書体」とは、非常に平たくご説明申し上げれば、「公認の新字草書体」と言えます。

これまた見辛いキャプチャ画像で非常に恐縮ですが、過去記事「毛筆:旧字体が存在する漢字の草書体について」回で語っています通り、上の画像の「仏」の草書体は本来、旧字体「佛」を草書体化させねばなりません(画像に於ける枠外に書いた字です)

しかし、新字体「仏」の草書体(画像では枠内の字です)は、昔からこの字で書かれており、そういう経緯の中で、認められていったものです。

このような「即席草書体」も、全体の10%程度なら使用しても良いでしょう(勿論、使い過ぎは厳禁とは申しませんが、お勧めは致しません)

 

ところで、これらは実務書道について語る記事などでも申上げていますが、ペンで字を完全に書き終わった後に補助線を消す場合は、インクがかかっていないところから消していくように!!

そして、ペンで書いた箇所に関しては、そのインクが完全に乾く迄は消してはいけませんよ<(`^´)>

その理由は、説明する迄も無いでしょう。

 

因みに、今回の記事の元ネタ動画は、コチラから御覧下さいませ。↓↓

 

 

 

但し、概要欄でも御話ししている通り、過去に演劇をやっていたとは思えない程、師範の解説がかみっかみで非常に恐縮です(一一”)

 

それでも、元ネタ動画の方も、皆様のお役に立てましたら、高評価・チャンネル登録・コメントなども頂ければ、師範は非常に嬉しく思います(T_T)

 

 

そして、今回も最後まで御覧頂きまして、誠に有難う御座いました<m(__)m>

 

 

 

 

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