130時限目 ペン字:楷・行・草での字形の違いについて(記事版)

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130時限目 ペン字:楷・行・草での字形の違いについて(記事版)

師範のつぶやき

2021/06/03 130時限目 ペン字:楷・行・草での字形の違いについて(記事版)

本日も、こうして御来訪下さり、誠に有難う御座います(*^▽^*)

かつて(と言っても少し前ですが)、過去記事で楷書行書草書それぞれの書体で、定められた枠内に熟語を複数書きおさめていく方法についてご説明申上げました。

今回は、それら3書体を全て用い、楷・行・草での字形の違いについて、5名の歴史的な能筆家の名前を書き比べて参ります(*^-^*)

 

今回の記事や元ネタ動画を御覧になる事で、定められた枠の中に、定められた枠内に4~5熟語を体裁良く書く方法や、字体毎の特長や点画などの違いが理解できるようになり、その事を応用して、より体裁良くお手紙や葉書などを書く事が出来るようにもなりますよ!!(*^-^*)

尚、当教室では、草書体を実際に書かれるのは高校生や成人の生徒さんで、小中学生の生徒さん達は草書体を学びません。その為、草書体について予習をしたい中学生の生徒さんや、既に草書体について学ばれているものの、理解がし難い高校生以上の生徒さん向けのお話となります。ですので、小学生や未就学児(保育園児・幼稚園児)の生徒さん達は、別な記事を御覧になる事をお勧め致します<m(__)m>

また、当教室では、中学生以上の生徒さん達は、毛筆では行書を学び始めます。その為、現在中高生や成人の生徒さん達は勿論の事、小学5~6年生の生徒さん達も、予習がてらにこの記事を御覧になる事をお勧め致します<m(__)m>

 

てな訳で、早速本題に入っていきましょう。

先ずは、見辛くて恐縮ですが、下の画像を御覧下さい<m(__)m>

 

screenshot_20210527_141751

 

このように、熟語(今回は歴史的な能筆家5名の名前)を楷・行・草それぞれの書体で、定められた枠内に書いていく訳です。

しかし、これも過去記事で前々から何度も申し上げている通り、枠内ぎりぎり最大サイズの字で、しかも余白を空けずに書いたりですとか、その逆(字を最小サイズで書いてしまう事)を行ったりする事は、体裁良く書けないので宜しくありません(>_<)

その為、最初は熟語を書く前に、上下の余白を空け、更に熟語記入スペースと、その間の余白を確保していきましょう。

 

screenshot_20210527_141357

 

先ずは、その枠の縦・横のサイズを測定し、その中から上下の余白を先ず空けます。

今回は、5mm空けました。

次に、横幅の中心にマーキングします。

今回はセンターラインを引いてはいませんが、場合によっては、その上下の中点と中点を結び、センターラインを引いた方が良いかもしれません。

 

screenshot_20210527_141438

 

後は、上下の余白分を除いた枠の縦の長さから、熟語の記入スペース分と余白分のサイズを計算・確定し、マーキングしていきましょう。

 

screenshot_20210527_141702

 

screenshot_20210527_141724

 

後は、マーキングした熟語記入スペースに、楷書欄には楷書で、行書欄には行書で、草書欄には草書で、それぞれ熟語を書いていきます。

この際、各書体毎の特長や違いなども弁えつつ、殊に行書体の場合の点画の連続や省略、草書体の場合はそれらだけではなく、部首の字形の略し方なども覚えておくと便利です(#^^#)

何なら、こちらの過去記事でも扱っていますので、学んでいかれる事をお勧め致します<m(__)m>

 

但し、これらは実務書道について語る記事などでも申上げていますが、ペンで字を完全に書き終わった後に補助線を消す場合は、インクがかかっていないところから消していくように!!

そして、ペンで書いた箇所に関しては、そのインクが完全に乾く迄は消してはいけませんよ<(`^´)>

その理由は、説明する迄も無いでしょう。

 

因みに、今回の記事の元ネタ動画は、コチラから御覧下さいませ。↓↓

 

 

 

但し、概要欄でも御話ししている通り、過去に演劇をやっていたとは思えない程、師範の解説がかみっかみで非常に恐縮です(一一”)

 

それでも、元ネタ動画の方も、皆様のお役に立てましたら、高評価・チャンネル登録・コメントなども頂ければ、師範は非常に嬉しく思います(T_T)

 

 

そして、今回も最後まで御覧頂きまして、誠に有難う御座いました<m(__)m>

 

 

 

 

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