151時限目 毛筆:自運・作品制作(記事版)

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151時限目 毛筆:自運・作品制作(記事版)

師範のつぶやき

2021/06/21 151時限目 毛筆:自運・作品制作(記事版)

本日も、こうして御来訪下さり、誠に有難う御座います(*^▽^*)

以前の記事で、毛筆に於ける古典臨書作品を合計3作品程書き、作品制作のお話を致しました。

今回は、その作品制作毛筆版の自運作品制作について、御説明申し上げます

 

今回の記事や元ネタ動画を御覧になる事で、毛筆に於ける自運作品の書き方の一例がわかり、御自身の作品制作の参考になるかと思います!!(*^-^*)

 

てな訳で、早速本題に入っていきましょう。下の画像を御覧下さい。

 

screenshot_20210618_164508

 

最初の作品が見辛くて恐縮ですが、これは半折1/2縦長サイズの紙に、「醉墨」という2字作品を書いたものです。

今回、「墨」の「黒」部分の縦画が短くなってしまっていますが、味を出す為の短縮化ならば、それも良いし、自筆作品ならではの面白みだと思います。

 

screenshot_20210618_164408

 

後、最初の「醉」で墨をつがないと作品が書けませんので、「墨」はかすれさせた方が面白かったかもしれません( 一一)

それから、これは別に、古典作品を臨書している訳ではありませんから、名前は「○○臨」ではなく、「○○書」と書きましょう。

続きまして、こちらの画像も御覧下さい<m(__)m>

 

screenshot_20210618_164527

 

今度は、半折1/2横長サイズの紙に2字作品を、しかも右から読む形態で書いてみたものです。

御覧の通り、余白の事も計算に入れ、「無」をもう少し右側に寄せれば、余白が確保できたでしょう(>_<)

しかし、墨の潤渇作戦は功を奏し、「我」は良い感じにかすれ、それによる立体感は演出できたと自負しています(*^-^*)

何なら、「無」を小さめに書き、「我」は対照的に大きく書いた事で、サイズの変化もうまく演出できました(笑)

最後に、こちらの作品を御覧下さい。

 

screenshot_20210618_164549

 

こちらは半折1/3横長サイズに、5字作品を書いたものです。

「林」が大き過ぎてしまったせいで、「林」の右ばらいが短くなってしまい、「在」の左ばらいとぶつかりかねないような感じで、余白もろくに確保できていません(>_<)

しかし、墨のたっぷりついている「清」の隣に「在」がかすれた状態で来た事で、墨の潤渇作戦は成功しました(笑)

後、「竹」のへん部分(左側)の縦画を短めに書き、寧ろ最後のはねる画の縦画を長く調整した事で、字にも面白味味を持たせました。

それから、「風」のかぜかんむりは1画目の垂直におろし、2画目のそる画はそりつつもとめを含んだそり方をしています。

最後に名前ですが、この場合は5字作品を書き、左下が空いたので、そこに名前を書きました( ..)φ

 

但し、今回あげた書き方はあくまでも「ほんの一例」ですので、妄信せず、時と場合によって使い分ける事が重要です( `ー´)ノ

その為にも、臨書(古典作品を模写して学ぶ事)や運筆練習に精力的に励まれる事が第一です。

それはさておきまして、今回の記事の元ネタ動画は、コチラから御覧下さいませ。↓↓

 

 

但し、概要欄でも御話ししている通り、過去に演劇をやっていたとは思えない程、師範の解説がかみっかみで非常に恐縮です(一一”)

 

それでも、元ネタ動画の方も、皆様のお役に立てましたら、高評価・チャンネル登録・コメントなども頂ければ、師範は非常に嬉しく思います(T_T)

 

 

そして、今回も最後まで御覧頂きまして、誠に有難う御座いました<m(__)m>

 

 

 

 

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