155時限目 ペン字:行書で作品制作(記事版)

大澤流書道教室

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155時限目 ペン字:行書で作品制作(記事版)

師範のつぶやき

2021/06/25 155時限目 ペン字:行書で作品制作(記事版)

本日も、こうして御来訪下さり、誠に有難う御座います(*^▽^*)

今回は、ペン字に於いて、行書に於ける作品制作についてのお話をして参ります。

 

今回の記事や元ネタ動画を御覧になる事で、ペン字に於ける作品制作の仕方や、行数による違いも理解できるようにもなりますよ!!(*^-^*)

また、当教室では、中学生以上の生徒さん達は、毛筆では行書を学び始めます。その為、現在中高生や成人の生徒さん達は勿論の事、小学5~6年生の生徒さん達も、予習がてらにこの記事を御覧になる事をお勧め致します<m(__)m>

 

てな訳で、早速本題に入っていきましょう。

非常に見辛くて恐縮ですが、下の画像を御覧下さい<m(__)m>

 

screenshot_20210618_181606

 

これは、賈島(かとう)の詩を2行にまとめたものです。

先ず、同じような字形(高さや横幅、字のサイズなど)が隣に並ばないように気を配りましょう。

例えば、「金」や「人」のような三角形型の字の隣には、「聲(「声」の旧字体です)」や「聖」のような、逆三角形型の字を配置してみる、などです。

それから、「師」や「採」のような縦長の字の隣に「不」を配置するので、逆に「深」を横長に書いて調整する、というのも有効です。

後、「此」を横長に書いたら、次の「山」や「中」を縦長に配置します。

今度は、同じ詩を、今度は書きぶりも少し変え、3行にまとめた画像を御覧下さい(これも、非常に見辛くて恐縮ですが)

 

screenshot_20210618_181617

 

先ず、2行の場合と明らかに変化しているのは、「問」です。

2行の時は省略型を用いましたが、こちらは楷書型を用いています。

他にも、「師」や「此」も、楷書型に書き変えました。

これは、1作品に「もんがまえ」を含む字が2字以上登場する場合などに有効となります(*^-^*)

後、「薬」を大きめに書き、尚且つ「問」や「童」が大きめな場合は、逆に「去」や「只」は小さめに書いて調整しましょう。

それから、3行以上の作品をペン字で書かれる場合は、一部の作品を除き、行頭や行尾を揃えて書きましょうφ(..)

最後に、同じ詩を、今度は書きぶりもまた少し変え、4行にまとめた画像を御覧下さい(これも、非常に見辛くて恐縮ですが)

 

screenshot_20210618_181634

 

先ず、3行以上の作品を書かれる場合は、行間は統一して書きましょう。

それから、上述の通り、隣近所に配置する字のサイズや字形などにも注意が必要です。

例えば、「此」を横長に書いた場合は、次の「山」や「中」を縦長に、更に2字のうちどちらかを大きめに書いて、他方を小さめに書くなどといった、調整も重要です。

 

但し、今回あげた書き方はあくまでも「ほんの一例」ですので、妄信せず、時と場合によって使い分ける事が重要です( `ー´)ノ

その為にも、臨書(古典作品を模写して学ぶ事)や運筆練習に精力的に励まれる事が第一です。

それはさておきまして、今回の記事の元ネタ動画は、コチラから御覧下さいませ。↓↓

 

 

但し、概要欄でも御話ししている通り、過去に演劇をやっていたとは思えない程、師範の解説がかみっかみで非常に恐縮です(一一”)

 

それでも、元ネタ動画の方も、皆様のお役に立てましたら、高評価・チャンネル登録・コメントなども頂ければ、師範は非常に嬉しく思います(T_T)

 

 

そして、今回も最後まで御覧頂きまして、誠に有難う御座いました<m(__)m>

 

 

 

 

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