090-1463-2631
〒406-0807 山梨県笛吹市御坂町二之宮
定休日 土曜日(その他、不定休あり)
156時限目 漢かな:短歌の半紙へのまとめ方(変体がな込)(記事版)
本日も、こうして御来訪下さり、誠に有難う御座います(*^▽^*)
以前の記事で短歌を、半紙にまとめる方法についてお話し致しました。
今回もその短歌版ですが、前回とは異なり変体がなも含む場合についての講義だとお思い頂ければと思います。
今回の記事や元ネタ動画を御覧になる事で、変体がな込みの場合であっても、短歌をより体裁良く半紙にまとめる方法やについて学ぶ事ができるようになりますよ!!(*^-^*)
また、当教室では、中学生以上の生徒さん達は、毛筆では行書を学び始めます。その為、現在中高生や成人の生徒さん達は勿論の事、小学5~6年生の生徒さん達も、予習がてらにこの記事を御覧になる事をお勧め致します<m(__)m>
てな訳で、早速本題に入っていきましょう。
例の如く、先ずは下の画像を御覧下さい<m(__)m>
で、今回の作品の何処に変体がなが含まれているのかと申し上げますと、最初の「奈(な)にとなく」の「奈」、そして2行目の「君尓(に)待たるる」の「尓」です。
その2字も用い、まるで平行四辺形を2つ並べたかのようなまとめ方をしました。
そして、1~3行目の前半と、4,5行目の後半の間に余白を確保し、それぞれを独立させてみました!!
このまとめ方だけでも、今後の皆様の作品制作のヒントにはなると、師範は自負しております。
後、漢字は行書で書いていますが、4行目の「野」だけは草書で書きましたが、どうでしょうか?
落款の「野」は行書ですが、明らかに字形が異なりますよね?
また、「野」1字だけが草書体でも、そこまで違和感は感じられないかと思います。
このような草書の用い方や、「野」の草書の字形も、ここで覚えてお帰り下さい。
ところで、今回のように変体がなを漢字かな交じり作品に含めたい場合は、字源(元ネタ漢字)も頭の中に入れておきながら、間違いの無いように書く事です( `ー´)ノ
勿論、そこまで練習する事や、かな書道などでの古典臨書も効果的かと思います。
それから、今回は、墨つぎを一切行わず、最後まで書いています。
と申し上げますのも、後半に差し掛かってもなかなか字がかすれてこなかったからです。
しかし、逆にかすれすぎてピンチに陥った場合は、2行目の「た」や、最後の「夕」あたりで墨をつぐと良いでしょう(#^^#)
いずれにせよ、潤渇作戦を効果的に用います。
そして、落款(名前)は字のサイズこそ作品本文よりもやや小さめに書きますものの、本文と比較しても遜色無い程度に書けるように稽古して参りましょう( ..)φ
後、この作品の中で、注意すべきは2行目の「君」の筆順です。
この字形の場合は、1画目の横画を書いてもそこから折れず、寧ろ横画を3本書いてから最初の横画に戻り、そこから左ばらいの画を伸ばします。
この字形や筆順は、他の字でもそこそこ頻出しますので、これもここで覚えてお帰り下さい。
但し、今回あげた書き方はあくまでも「ほんの一例」ですので、妄信せず、時と場合によって使い分ける事です( `ー´)ノ
その為には、様々な作品に触れたり、古典を臨書したりするなど、勉学が一番有効です( ..)φ
因みに、今回の記事の元ネタ動画は、コチラから御覧下さいませ。↓↓
但し、概要欄でも御話ししている通り、過去に演劇をやっていたとは思えない程、師範の解説がかみっかみで非常に恐縮です(一一”)
それでも、元ネタ動画の方も、皆様のお役に立てましたら、高評価・チャンネル登録・コメントなども頂ければ、師範は非常に嬉しく思います(T_T)
そして、今回も最後まで御覧頂きまして、誠に有難う御座いました<m(__)m>
大澤流書道教室
電話番号 090-1463-2631 住所 〒406-0807 山梨県笛吹市御坂町二之宮(御坂校)、〒407-0045 山梨県韮崎市旭町上條中割(旭校) 定休日 土曜日(その他、不定休あり)
23/05/26
23/05/23
23/05/10
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本日も、こうして御来訪下さり、誠に有難う御座います(*^▽^*)
以前の記事で短歌を、半紙にまとめる方法についてお話し致しました。
今回もその短歌版ですが、前回とは異なり変体がなも含む場合についての講義だとお思い頂ければと思います。
今回の記事や元ネタ動画を御覧になる事で、変体がな込みの場合であっても、短歌をより体裁良く半紙にまとめる方法やについて学ぶ事ができるようになりますよ!!(*^-^*)
また、当教室では、中学生以上の生徒さん達は、毛筆では行書を学び始めます。その為、現在中高生や成人の生徒さん達は勿論の事、小学5~6年生の生徒さん達も、予習がてらにこの記事を御覧になる事をお勧め致します<m(__)m>
てな訳で、早速本題に入っていきましょう。
例の如く、先ずは下の画像を御覧下さい<m(__)m>
で、今回の作品の何処に変体がなが含まれているのかと申し上げますと、最初の「奈(な)にとなく」の「奈」、そして2行目の「君尓(に)待たるる」の「尓」です。
その2字も用い、まるで平行四辺形を2つ並べたかのようなまとめ方をしました。
そして、1~3行目の前半と、4,5行目の後半の間に余白を確保し、それぞれを独立させてみました!!
このまとめ方だけでも、今後の皆様の作品制作のヒントにはなると、師範は自負しております。
後、漢字は行書で書いていますが、4行目の「野」だけは草書で書きましたが、どうでしょうか?
落款の「野」は行書ですが、明らかに字形が異なりますよね?
また、「野」1字だけが草書体でも、そこまで違和感は感じられないかと思います。
このような草書の用い方や、「野」の草書の字形も、ここで覚えてお帰り下さい。
ところで、今回のように変体がなを漢字かな交じり作品に含めたい場合は、字源(元ネタ漢字)も頭の中に入れておきながら、間違いの無いように書く事です( `ー´)ノ
勿論、そこまで練習する事や、かな書道などでの古典臨書も効果的かと思います。
それから、今回は、墨つぎを一切行わず、最後まで書いています。
と申し上げますのも、後半に差し掛かってもなかなか字がかすれてこなかったからです。
しかし、逆にかすれすぎてピンチに陥った場合は、2行目の「た」や、最後の「夕」あたりで墨をつぐと良いでしょう(#^^#)
いずれにせよ、潤渇作戦を効果的に用います。
そして、落款(名前)は字のサイズこそ作品本文よりもやや小さめに書きますものの、本文と比較しても遜色無い程度に書けるように稽古して参りましょう( ..)φ
後、この作品の中で、注意すべきは2行目の「君」の筆順です。
この字形の場合は、1画目の横画を書いてもそこから折れず、寧ろ横画を3本書いてから最初の横画に戻り、そこから左ばらいの画を伸ばします。
この字形や筆順は、他の字でもそこそこ頻出しますので、これもここで覚えてお帰り下さい。
但し、今回あげた書き方はあくまでも「ほんの一例」ですので、妄信せず、時と場合によって使い分ける事です( `ー´)ノ
その為には、様々な作品に触れたり、古典を臨書したりするなど、勉学が一番有効です( ..)φ
因みに、今回の記事の元ネタ動画は、コチラから御覧下さいませ。↓↓
但し、概要欄でも御話ししている通り、過去に演劇をやっていたとは思えない程、師範の解説がかみっかみで非常に恐縮です(一一”)
それでも、元ネタ動画の方も、皆様のお役に立てましたら、高評価・チャンネル登録・コメントなども頂ければ、師範は非常に嬉しく思います(T_T)
そして、今回も最後まで御覧頂きまして、誠に有難う御座いました<m(__)m>
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