193時限目 ペン字:草書の部分練習方法その3(記事版)

大澤流書道教室

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193時限目 ペン字:草書の部分練習方法その3(記事版)

師範のつぶやき

2021/08/03 193時限目 ペン字:草書の部分練習方法その3(記事版)

本日も、こうして御来訪下さり、誠に有難う御座います(*^▽^*)

かつて師範は、毛筆に於ける、草書の部首の字形や書き方について、4回にわたり、しかも4回とも前後編で語っています。

で、前々回前回に続き、今度はペン字に於ける草書の部首の書き方や字形、部分練習の仕方について御説明申上げています(*^^*)

そして、今回は、前々回・前回の補講的に、主に部首「へん」や「つくり」の草書体の書き方や字形についてお話していきます。

 

今回の記事や元ネタ動画を御覧になる事で、毛筆のみならず、ペン字でも部首の「へん」や「つくり」を含む草書体の漢字を美しく書けるようになりますよ!!(*^-^*)

何故なら、漢字の大半は2つ以上の部分で構成されており、また部首が共通していて他の部分が異なるという場合も少なくないからです(「きへん」が共通している「林」と「村」など

但し、当教室では、草書体を実際に書かれるのは高校生や成人の生徒さんで、小中学生の生徒さん達は草書体を学びません。その為、草書体について予習をしたい中学生の生徒さんや、既に草書体について学ばれているものの、理解がし難い高校生以上の生徒さん向けのお話となります。ですので、小学生の生徒さんや未就学児(保育園児・幼稚園児)達は、別な記事を御覧になる事をお勧め致します<m(__)m>

 

てな訳で、早速本題に入っていきましょう。

しかし、何しろ合計19種類について、しかも毛筆回では扱わなかった部分を中心に話していきますので、詳細な字形や筆順は割愛致します。何卒御了承下さい<m(__)m>

まぁ、筆順に関しましては、筆順字典を用いれば一撃でしょう(笑)

先ずは、元ネタ動画内で師範が書いていた、この画像を御覧下さい。

 

screenshot_20210729_160123

 

一番左の「酉」に「己」が来れば「配」、「星」が来れば「醒」になります。

また、「おうへん」の隣に「里」が来れば、「理」になるのは申し上げる迄も無いでしょう。

更に、左から3番目の部分の上に「もんがまえ」が来れば「開」になり、一番右の部分に「十」が来れば、「博」になります(元ネタ動画では嘘を申し上げてしまって、誠に申し訳ございませんでした<m(__)m>)

しかし、この一番右の部分に「にんべん」が来ても、「傳」になる訳ではありません(これは、字形が若干異なるからです)

続きまして、下の画像も御覧下さい<m(__)m>

 

screenshot_20210729_160201

 

一番左は、「憂」です。

この字形は単独でも漢字として成立していますが、勿論「にんべん」を付けて、「優」という字にもできます(笑)

勿論、左から2番目の部分に「さんずい」が来れば、「津」にもなります。

ただ、「へん」が左側に付いた場合は、その「へん」の最終画と「つくり」部分(右側部分)の1画目が連続する場合も多々ありますので、そこは要注意です。

逆に申し上げれば、「へん」の最終画が「つくり」の第1画と一体化するという事は、「へん」部分は結構字形をそのまんま覚えやすいという事です。

しかし、前々から申し上げています通り、今回は部分練習なのであり、ここの記事で御紹介申し上げている部分の字形を、ノートや白紙に何度も練習されてみて下さい( ..)φ

このような部分練習の成果として、「へん」と「つくり」、「かんむり」と「あし」(上と下)の組み合わせで大半の字を草書で書けるようになったり、解読できるようになったりする訳です。

そして、書写技能検定のテストなんかで正解できるようになります。

最後に、下の画像も御覧下さい<m(__)m>

 

screenshot_20210729_160216

 

これも、「氏」に「いとへん」が付けば「紙」となり、「うしへん」に「勿」で「物」、「寺」が右側に付けば「特」という字になります。

以下の説明は元ネタ動画を御覧になって頂くと致しまして、草書で書く場合は、上述のような、点や画の連続や省略に御注意下さい。

即ち、大半の場合、「へん」や「かんむり」部分の最後の画が伸び、その延長線と「つくり」や「あし」部分の1画目が一体化するような感じになります。

漢字の右側部分につき、「へん」部分の最終画から伸びてきた画が、1画目と一体化する「つくり」とは、訳が似ているようで異なります。

また、漢字の下側につき、「かんむり」部分の最終画から伸びてきた画が、1画目と一体化する「あし」とも、訳が似ているようで異なります。

因みに、今回の記事の元ネタ動画は、コチラから御覧下さいませ。↓↓

 

 

 

但し、概要欄でも御話ししている通り、過去に演劇をやっていたとは思えない程、師範の解説がかみっかみで非常に恐縮です(一一”)

 

それでも、元ネタ動画の方も、皆様のお役に立てましたら、高評価・チャンネル登録・コメントなども頂ければ、師範は非常に嬉しく思います(T_T)

 

 

そして、今回も最後まで御覧頂きまして、誠に有難う御座いました<m(__)m>

 

 

 

 

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