198時限目 毛筆:行書に於ける部首の略し方について(前編)(記事版)

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198時限目 毛筆:行書に於ける部首の略し方について(前編)(記事版)

師範のつぶやき

2021/08/10 198時限目 毛筆:行書に於ける部首の略し方について(前編)(記事版)

本日も、こうして御来訪下さり、誠に有難う御座います(*^▽^*)

以前、行書の古典作品に於ける、横画や縦画の書き方や字形の違いについて語りました

今回の内容は、その部首版だとお考え下さい。

 

今回の記事、元ネタ動画を御覧になる事で、行書の各古典作品に於ける部首の書きぶりや字形の特長や違いについて学べ、その事を作品制作などに活かす事ができるようになりますよ!!(*^-^*)

尚、当教室では、古典臨書について学ばれるのは高校生や成人の生徒さんで、小中学生の生徒さん達は古典臨書については学びません。

しかし、当教室では、中学生以上の生徒さん達は、毛筆では行書を学び始めます。その為、現在中高生や成人の生徒さん達は勿論の事、小学5~6年生の生徒さん達も、予習がてらにこの記事を御覧になる事をお勧め致します<m(__)m>

ですが、小学1~2年生の生徒さんや未就学児(保育園児・幼稚園児)の生徒さん達は、別な記事を御覧になる事をお勧め致します<m(__)m>

 

てな訳で、早速本題に入っていきましょう。

先ずは、代表的な部首の書き方についてお話ししようと思います。下の画像を御覧下さい<m(__)m>

 

screenshot_20210729_161059

 

右上から「あめかんむり」「たけかんむり」「くさかんむり」です。

尚、過去動画や過去記事でも語っていますが、「たてかんむり」も、右下の「くさかんむり」のような字形になる事があります。

真ん中上から、「ごんべん」「しめすへん・ころもへん」「いとへん」です。

そして、左側上から「さんずい」「きへん」「おうへん」です。

どの部首も御覧の通り、行書になると点や画の連続や省略が発生している為、楷書とは字形が異なります(字体そのものが異なる訳ですから、当然ですが)

例えば、「あめかんむり」の場合、行書になると4個の点画が略されて2個になり、更に連続もします。

また、「たけかんむり」も、楷書の左ばらいが、行書だと途中で止まってしまい、その停止地点から横画が伸びます。

他の事例に関しましても、「ごんべん」や「いとへん」、「さんずい」のように、横画や縦画の連続や省略が起こって1本の縦画のようになっていたりですとか、「きへん」や「しめすへん・ころもへん」のように画の連続が発生した結果筆順が変わったりする例もございます。

で、今回は古典の「集王聖教序」から9字ほど示し、「ごんべん」「さんずい」「きへん」について詳細に見ていこうと思います。下の画像を御覧下さい<m(__)m>

 

screenshot_20210729_161112

 

御覧の通り、右上から「記、論、詞、澤、流、源、根、相、標」です。

如何でしょうか?「ごんべん」1つ取ってみても、書きぶりが異なります。

「記」や「詞」のような、画の連続線が見えない(でも、連続しています)ものもあれば、「論」のように、THE・連綿のような連続をしている例もあります。

また、画像ではわかりにくいですが、2画目の横画がとまる場合と、はねる場合もございます。

 

これに関しましては「さんずい」も同様で、1画目の点画がはねる場合と、とまる場合があります。

また、どの字例も、2画目の点画と3画目の点画が連続し、あたかも1本の縦画のようになってはねており、「源」のように、草書的に次の画に連続している場合もあります。

これに関しましては、以前何処かの動画や記事でも語っていると思いますが、一応念の為。

また、その連続してできた画に関しましても、途中で細くなったりですとか、太さが均一だったりしますし、長短も一定とは限りません。

 

最後に、「きへん」のついてお話しします。

「きへん」は基本的に、楷書同様、横画から入って縦画を中央よりも右側から伸ばし、左ばらいと点画を書いていく筆順となります。

しかし、当然の如く点や画の連続や省略が発生し、左ばらいの終着点からおれ、左ばらいのように筆を抜いていきます。

その際、右側の点画が略されます。

ところが、「相」や「標」のように、縦画を最初に書いてしまって、残る3画を連続させる筆順の場合もございます。

殊に「標」の場合は、そった感じで縦画を入れ、その終着点から軽くとめ(場合によっては軽くはね)、横画を入れた後、左上に少し連続線を伸ばしてから、左下に画を伸ばしていますので、筆順が分かり易いかと思います(#^^#)

このような筆順に関しては、字形を御覧になって、判断しましょう。

 

但し、今回あげた書き方はあくまでも「ほんの一例」ですので、妄信せず、時と場合によって使い分ける事です( `ー´)ノ

その為にも、臨書(古典作品を模写して学ぶ事)や運筆練習を精力的に励まれる事が第一です。

因みに、今回の記事の元ネタ動画は、コチラから御覧下さいませ。↓↓

 

 

 

但し、概要欄でも御話ししている通り、過去に演劇をやっていたとは思えない程、師範の解説がかみっかみで非常に恐縮です(一一”)

 

それでも、今回も最後まで御覧頂きまして、誠に有難う御座いました<m(__)m>

 

 

 

 

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