38時限目 【行書の書き方について学ぶ前に】ペン字:楷書と行書の違い4選+α(記事版)

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38時限目 【行書の書き方について学ぶ前に】ペン字:楷書と行書の違い4選+α(記事版)

師範のつぶやき

2021/03/20 38時限目 【行書の書き方について学ぶ前に】ペン字:楷書と行書の違い4選+α(記事版)

本日も、こうして御来訪下さり、誠に有難う御座います(*^▽^*)

今回から、ペン字に於いても、行書体につても扱って参ります!!

とは言っても、今回取り扱う筆内容は、楷書と行書の字体の違いですが。

 

今回の記事や毛筆版の記事、更に元ネタ動画を御覧になる事で、漢字の楷書と行書の違いがわかるようになり、より楷書は楷書らしく、行書は行書らしく書けるようになりますよ!!(*^-^*)

また、当教室では、中学生以上の生徒さん達は、毛筆では行書を学び始めます。その為、現在中高生や成人の生徒さん達は勿論の事、小学5~6年生の生徒さん達も、予習がてらにこの記事を御覧になる事をお勧め致します<m(__)m>

 

てな訳で、早速本題に入っていきましょう。

毛筆編でも語ったと思いますが、楷書体と行書体の違いは、

①点や画が丸みを帯びている

②点や画の連続が起こる

 

screenshot_20210317_113157

 

点や画の省略と共に筆跡が変わる場合がある

 

screenshot_20210317_113302

 

点や画の省略と共に字形や書き順が変わる場合がある

 

screenshot_20210317_113334

 

の、4点について御説明申上げます。

先ず、①点や画が丸みを帯びている、②点や画の連続が起こる点の2点について取り挙げますが、再度上に掲げた画像を御覧になって頂きたいです。

 

screenshot_20210317_113157

 

「日」の2画目や、「石」の4画目の曲がる画を御覧になればおわかりかと思いますが、楷書の場合は曲がり方がカクカクですが、行書だと丸く、あまり力まずに曲がっています。

また、「日」の横画や「石」の最初の1,2画目、後は部首の「さんずい」や「きへん」も一目瞭然だと思いますが、楷書だとそれぞれが独立しているのに対し、行書だと画が連続している箇所があります。

 

続きまして、今度は下の画像を御覧下さいませ<m(__)m>

 

screenshot_20210317_113302

 

「花」の「くさかんむり」や「東」の最後のはらい、後は「いとへん」の後ろ3画はおわかりかと思いますが、楷書の字体と比べて、如何でしょうか?

筆跡も、まるで別物に感じませんか?

殊に、「いとへん」の最後の縦画3画に至っては、点画になっていたり、1本のはらいのようになっています。

このような、行書体になる事による、字体の変形が起こる事もあります( ..)φ

 

最後に、点や画の省略と共に字形や書き順が変わる場合についてですが、これは毛筆編でも例示して語っている「義」の書き順の変化について語ればおわかりかと思います。

 

screenshot_20210317_113334

 

「義」の書き順は、楷書だと横画を1本書いた後直ぐに縦画を書き、横画を後2本書いてから「我」を書きます。

それに対し、行書だと横画を3本共書ききってから縦画に移行し、更に「我」の縦画とも一体化しています。

このような点や画の変化、字形や書き順の変化が、行書体だと起こります。

 

因みに、今回の記事の元ネタ動画は、コチラから御覧下さいませ。↓↓

 

 

但し、概要欄でも御話ししている通り、過去に演劇をやっていたとは思えない程、師範の解説がかみっかみで非常に恐縮です(一一”)

 

それでも、元ネタ動画の方も、皆様のお役に立てましたら、高評価・チャンネル登録・コメントなども頂ければ、師範は非常に嬉しく思います(T_T)

 

 

そして、今回も最後まで御覧頂きまして、誠に有難う御座いました<m(__)m>

 

 

 

 

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