45時限目 【これもかな書道の基本!!】かな:2字連綿の書き方5種と字例6通りについて(記事版)

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45時限目 【これもかな書道の基本!!】かな:2字連綿の書き方5種と字例6通りについて(記事版)

師範のつぶやき

2021/03/23 45時限目 【これもかな書道の基本!!】かな:2字連綿の書き方5種と字例6通りについて(記事版)

本日も、こうして御来訪下さり、誠に有難う御座います(*^▽^*)

今回は、かな書道連綿の書き方についてお話し致します。

 

今回の記事や元ネタ動画を御覧になる事で、かな書道の主旨に合致した、流れるような文字の連綿を美しく書けるようになりますよ!!(*^-^*)

これは以前何処かでお話したと思いますが、別に連綿は、かな書道に限った話ではありません。

ペン字や漢字かな交じりでも連綿が発生する事があります。

しかし、かな書道の連綿は、流れるような美しさが重要ですから、ペン字や漢字かな交じりの連綿とは異なる場合があります。

 

 

てな訳で、早速本題に入っていきましょう。

と言っても、今回の内容はあくまでも「ほんの一例」ですから、時と場合によって使い分けましょう( ..)φ

その為にも、臨書(古典作品を模写して学ぶ事)や運筆練習を精力的に励まれる事が第一です。

そもそも、一口に「連綿」と言いましても、「形連」と「意連」が御座います。

「形連」とは、見るからに2字以上が線や画で繋がっている場合で、下の画像では「われ」がその一例です。

「意連」は逆に、一見すると2字以上は離れているのですが、1字目の最後と2字目の最初に繋がりのようなものが見えるような場合です。下の画像だと、「やる」です。

 

screenshot_20210323_075418

 

で、「形連」の場合、更に4種類に分類する事ができます。

その4種類が、「中心移動連綿」「省略連綿」「傾斜連綿」「変形連綿」です。

 

「中心移動」は大半の場合に見られる連綿パターンで、下へ進むに従って中心が右へとずれていく場合です。

一部の例外を除き、文字が左上から始まって右下に終わるからには、連綿を続けていくと、必然的に連綿が右へとずれていきます。上の画像の場合、「むね」がそれです。

 

「省略連綿」は、1字目の最後と、2字目の最初が1本の線や画で連綿する場合です。2字間の間の連綿が省略されるため、「省略連綿」と言います。

上の画像の場合は、「け利(り)」です。因みに2字目は「わ」のように見えますが、これ、「利」を元ネタとした、「り」の変体がなです( *´艸`)

 

「傾斜連綿」は、上下の字が傾斜しつつ連綿が続く場合です。しかも、その傾斜の角度も1字1時で異なってくる場合もあります。

上の画像の場合、「於(お)も」がそれですが、これ、元ネタ動画だと「於もひ」と書いています( ..)φ

キャプチャ画像が途切れてしまって、誠に申し訳御座いません<m(__)m>

 

最後に「変形連綿」ですが、これは最初の1字を終わらせず、そのまま2字目に移行する連綿の仕方です。数文字を1字のように取り扱う方法です。

上の画像だと「ひと」がその一例です。

 

但し、前回と今回あげた書き方はあくまでも「ほんの一例」ですので、妄信せず、時と場合によって使い分ける事です( `ー´)ノ

その為にも、臨書(古典作品を模写して学ぶ事)や運筆練習を精力的に励まれる事が第一です。

上でも述べていますが、重要な事ですので再度書きました。

因みに、今回の記事の元ネタ動画は、コチラから御覧下さいませ。↓↓

 

 

但し、概要欄でも御話ししている通り、過去に演劇をやっていたとは思えない程、師範の解説がかみっかみで非常に恐縮です(一一”)

 

それでも、元ネタ動画の方も、皆様のお役に立てましたら、高評価・チャンネル登録・コメントなども頂ければ、師範は非常に嬉しく思います(T_T)

 

 

そして、今回も最後まで御覧頂きまして、誠に有難う御座いました<m(__)m>

 

 

 

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