５０時限目　【連続は行書の書き方の基本】ペン字：３本以上続く同じ画の行書の書き方と１２字例（記事版）

本日も、こうして御来訪下さり、誠に有難う御座います(*^▽^*)

以前の記事で、楷書と行書の字体の違いについて御説明申上げました。

で、本記事では、その楷書と行書との違いについて、「三」の字の書き方と字体という視点から御話し致します。

今回の記事や元ネタ動画を御覧になる事で、漢字の楷書と行書の「三」の書き方や字形の違いがわかるようになり、より楷書は楷書らしく、行書は行書らしく書けるようになりますよ！！(*^-^*)

また、当教室では、中学生以上の生徒さん達は、毛筆では行書を学び始めます。その為、現在中高生や成人の生徒さん達は勿論の事、小学５～６年生の生徒さん達も、予習がてらにこの記事を御覧になる事をお勧め致します<m(__)m>

てな訳で、早速本題に入っていきましょう。

この画像は、一番左は楷書、真ん中は行書風に書こうとして巧く書けなかった「三」、右側は行書（成功事例）です(笑)

皆様、何処がどのように違うか、おわかりでしょうか？

そうなんです、一番上の横画は繋げずに、真ん中の横画と一番下の横画が連続しているのです( ..)φ

では、何故一番上だけ独立しているのでしょうか？

それは、全て繋げてしまうと、メリハリの効かない字になってしまって、外見的にもそれがよろしくないからです(一一”)

それは、何も「三」だけに限った話ではなく、「形」や「杉」の「さんづくり」や「学」の「つかんむり」、「科」にみられるような「とます」にも言えます。

後は、横だけではなく、縦画が３本続く場合も同様です。

では、「拝」のような、横画が４本続く場合は、どうすれば良いのでしょうか？

それは、上から１，２本目の横画は繋げずに独立させます。

そして、上から数えて３、４本目の方を繋げましょう( ..)φ

以上から、上述の結論を少し訂正致しますと、「三」など、同じような画が３本以上続く場合は、下から数えて１～２本目（則ち、一番下の画と、その次に下の画）を連続されると、上手に書けます( ..)φ

因みに、今回の記事の元ネタ動画は、コチラから御覧下さいませ。↓↓

但し、概要欄でも御話ししている通り、過去に演劇をやっていたとは思えない程、師範の解説がかみっかみで非常に恐縮です(一一”)

それでも、元ネタ動画の方も、皆様のお役に立てましたら、高評価・チャンネル登録・コメントなども頂ければ、師範は非常に嬉しく思います(T_T)

そして、今回も最後まで御覧頂きまして、誠に有難う御座いました<m(__)m>