68時限目の2 【毛筆書道・習字】行書の「かんむり」・「あし」の書き方合計10種類と具体例20選(後編)(記事版)

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68時限目の2 【毛筆書道・習字】行書の「かんむり」・「あし」の書き方合計10種類と具体例20選(後編)(記事版)

師範のつぶやき

2021/04/09 68時限目の2 【毛筆書道・習字】行書の「かんむり」・「あし」の書き方合計10種類と具体例20選(後編)(記事版)

本日も、こうして御来訪下さり、誠に有難う御座います(*^▽^*)

前々回から4回にわたり、行書体に於ける部首の書き方や字形について御説明申上げます(*^^*)

で、前回と今回とで、部首「かんむり」と「あし」の行書体の書き方や字形についてお話していきます。

 

前回の記事や今回の記事、元ネタ動画を御覧になる事で、部首の「かんむり」と「あし」を含む行書体の漢字を美しく書けるようになりますよ!!(*^-^*)

何故なら、漢字の大半は2つ以上の部分で構成されており、また部首が共通していて他の部分が異なるという場合も少なくないからです(「きへん」が共通している「林」と「村」など

また、当教室では、中学生以上の生徒さん達は、毛筆では行書を学び始めます。その為、現在中高生や成人の生徒さん達は勿論の事、小学5~6年生の生徒さん達も、予習がてらにこの記事を御覧になる事をお勧め致します<m(__)m>

 

てな訳で、早速本題に入っていきましょう。

しかし、何しろ「かんむり」6種類プラス「あし」4種類について話していきます(そのうち、名無しの「あし」も1種類あり)ので、前後編にわけ、前編で「かんむり」6種類について、後編で「あし」4種類について解説致します。何卒御了承下さい<m(__)m>

 

screenshot_20210404_093339

 

で、前回は「かんむり」6部首「けいさん・なべぶた」「うかんむり」「やまかんむり」「たけかんむり」「あめかんむり」「あみがしら」について語っています。その為、今回は残る4種類「れんが・れっか」「したごころ」「したみず」「名無しの部首「木」」について御説明申し上げます。

また、「れんが・れっか」「名無しの部首「木」」の2種類に関しましては、字形が2種類が存在している為、例として挙げた漢字も2字挙げました。

先ずは、元ネタ動画から引っ張ってきたキャプチャ画像を御覧下さい。

 

screenshot_20210404_093647

 

先ず「れんが・れっか」についてですが、上の画像通り、点画を楷書的に4個書く場合と、点画を連続させて3個の点画を繋げたような字形の場合がございますφ(..)

でも、前者の場合であっても意連的に、連続を意識して書く事が、行書体らしく書くコツです。

 

次に「したごころ」です。3画目の点画と4画目の点画を形連的に繋げますφ(..)

でも、1画目のはねる縦画と2画目の点画、そして3画目の点画へは、意連的に連続を意識して書きます(1画目の縦画と2画目の点画は繋げても良いですが、2画目と3画目は形連的には繋げない(繋がりを意識しつつ、しかし画は繋げない)方が良いです)

 

「したみず」については、1画目の縦画は垂直におりてきて、2画目の点画に意連的に繋げます

後は、2画目の点画と3画目のはらいを、4画目の左払いと5画目のとめ(楷書だと右払いなのですが、これは行書ですので止めています。詳細には過去記事「ペン字・字体の変化に於けるはらう画の変化について」回を御参照下さい)。

 

最後に「名無しの部首「木」」についてですが、これも横画が長い字形と、横画を短めに書く字形の2種類がございます。

しかし、どちらの場合に於いても、過去記事「ペン字・「八」の行書体について」回で語ったような感じで、左払いと右払いの画は、ひらがなの「い」を書くような感じで書くと、行書体らしく書けますよ!!(#^^#)

 

但し、前回と今回あげた書き方はあくまでも「ほんの一例」ですので、妄信せず、時と場合によって使い分ける事が重要です( `ー´)ノ

その為にも、臨書(古典作品を模写して学ぶ事)や運筆練習に精力的に励まれる事が第一です。

因みに、今回の記事の元ネタ動画は、コチラから御覧下さいませ。↓↓

 

 

 

但し、概要欄でも御話ししている通り、過去に演劇をやっていたとは思えない程、師範の解説がかみっかみで非常に恐縮です(一一”)

 

それでも、元ネタ動画の方も、皆様のお役に立てましたら、高評価・チャンネル登録・コメントなども頂ければ、師範は非常に嬉しく思います(T_T)

 

 

そして、今回も最後まで御覧頂きまして、誠に有難う御座いました<m(__)m>

 

 

 

 

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