７１時限目　【ペン字・硬筆】行書に於ける省略形８字例（記事版）

本日も、こうして御来訪下さり、誠に有難う御座います(*^▽^*)

今回はペン字に於ける、行書体漢字の省略字形や書き方の違いについて御説明申上げます(*^^*)

 

今回の記事や毛筆版の記事、元ネタ動画を御覧になる事で、行書体特有の漢字の字体を学べて、更にその字形を書き、手紙の文章や作品制作に活かせるようになりますよ！！(*^-^*)

また、当教室では、中学生以上の生徒さん達は、毛筆では行書を学び始めます。

後、中学２～３年生の生徒さんや高校生以上の生徒さんの場合も、５～６字の作品を半紙に書く課題が課せられる場合もあります。その為、現在中高生や成人の生徒さん達は勿論の事、小学５～６年生の生徒さん達も、予習がてらにこの記事を御覧になる事をお勧め致します<m(__)m>

 

てな訳で、早速本題に入っていきましょう。

先ずは、見辛くて恐縮ですが、先ずは下のキャプチャ画像を御覧下さい<m(__)m>

 

 

この画像は（この後提示する画像も）、一番左が楷書体、真ん中が省略形（「雲」と「門」に関しましては、左から２番目と３番目の字も）、一番右は省略しない（楷書体に近い）行書体で、これも行書体の字形としてはアリです(^^)/

殊に、「葉」の「くさかんむり」や「記」の「ごんべん」などは使用頻度もまぁまぁ高いので、字形を覚えておいて損は無いでしょう。

「くさかんむり」は行書体になると、元ネタ画像で師範が書いている通り、点画部分（楷書体だと縦画２本に相当する部分）を先に書いてから、横画を伸ばします。

後、「葉」の真ん中の「世」の字形も、覚えておけば便利です。

「御」の真ん中部分は、今回の事例は「缶」のようになっていますが、この部分に関しましては楷書体の字が行書っぽくなっていたり、画の連続や省略が起きているというTHE・行書体のような字形もございます。

これに関しましては、様々な作品を御覧になったり、御自身で字典を御覧になるか致しましょう( 一一)

また、「ごんべん」も、横画２本と「口」の部分が点画のようになり、更に２本目の横画部分と「口」の部分が連続します。

「くもがまえ」の点画や「もんがまえ」の省略による字形の変化も、本記事や元ネタ動画も御覧になると参考になるでしょう。

 

続きまして、下の画像も御覧下さい<m(__)m>

 

 

これに関しましても、一番左が楷書体、真ん中が省略形（「雲」と「門」に関しましては、左から２番目と３番目の字も）、一番右は省略しない（楷書体に近い）行書体です(^^)/

「事」や「遠」の「口」部分が１本の横画のようになっていたり、「遠」の左払いと右下へのとめが「水」の行書体のラスト２画のような感じに払う方向が変わっていたりと、これらは覚え易いと思います。

 

 

過去記事から引っ張り出してきた画像で恐縮ですが、「ペン字：字体の変化に於けるはらう画の変化について」も御覧になると、更に理解が深まるかと思います(#^^#)

 

但し、今回あげた書き方はあくまでも「ほんの一例」ですので、妄信せず、時と場合によって使い分ける事です( ｀ー´)ノ

その為にも、臨書（古典作品を模写して学ぶ事）や運筆練習を精力的に励まれる事が第一です。

以前から述べていますが、重要な事ですのでまたまた書きました。

因みに、今回の記事の元ネタ動画は、コチラから御覧下さいませ。↓↓

 

 

 

但し、概要欄でも御話ししている通り、過去に演劇をやっていたとは思えない程、師範の解説がかみっかみで非常に恐縮です(一一”)

 

それでも、元ネタ動画の方も、皆様のお役に立てましたら、高評価・チャンネル登録・コメントなども頂ければ、師範は非常に嬉しく思います(T_T)

 

 

そして、今回も最後まで御覧頂きまして、誠に有難う御座いました<m(__)m>