73時限目 【ペン字・硬筆】ペン字に於けるひらがなの連綿2パターン+注意事項3選(記事版)

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73時限目 【ペン字・硬筆】ペン字に於けるひらがなの連綿2パターン+注意事項3選(記事版)

師範のつぶやき

2021/04/14 73時限目 【ペン字・硬筆】ペン字に於けるひらがなの連綿2パターン+注意事項3選(記事版)

本日も、こうして御来訪下さり、誠に有難う御座います(*^▽^*)

今回はペン字に於ける、ひらがなの連綿の書き方という、かな書道っぽい内容について御説明申上げます(*^^*)

 

今回の記事や元ネタ動画を御覧になる事で、ひらがなの連綿を美しく書け、それを手紙などの文章や作品制作に効果的に活かせるようにもなりますよ!!(*^-^*)

と言っても、今回の内容はあくまでも「ほんの一例」ですから、時と場合によって使い分けましょう( ..)φ

その為にも、臨書(古典作品を模写して学ぶ事)や運筆練習を精力的に励まれる事が第一です。

 

てな訳で、早速本題に入っていきましょう。

そもそも、横書きの場合は連綿が発生しません。その為、今回の内容は、縦書き限定となります。

過去記事や過去動画でも語っているとは思いますが、一応念のため。

 

先ず、ペン字に於ける連綿には、「上の字の真下に下の字が連綿する例」と「上の字よりも中心がずれて連綿する例」があり、更にペン字や漢字かな交じり文の場合は濁点や半濁点の打ち方や、打つ順番についての問題についても触れて参ります。

それでは、先ずは「上の字の真下に下の字が連綿する例」について御説明申し上げます。先ずは、見辛くて非常に恐縮ですが、下のキャプチャ画像を御覧下さい<m(__)m>

 

screenshot_20210410_093109

 

この「上の字の真下に下の字が連綿する例」が、ペン字の連綿の場合は最も一般的です。

但し、流線美を堪能したいかな書道とは違い、ペン字や漢字かな交じり文の場合は、連綿する字の字数は3字迄にした方が良いです。

と言うのも、下の画像を御覧になった方が早いでしょう( 一一)

 

screenshot_20210410_093138

 

左は2字ずつ連綿した例で、右は4字全て連綿した例です。

どうでしょうか?4字全てを連綿しても美しいとは思いますが、メリハリが利いていないような気がしませんか?

 

それでは続きまして、上の字よりも中心がずれて連綿する例」について取り挙げます。

先ずは、下の画像を御覧下さい<m(__)m>

 

screenshot_20210410_093204

 

これは過去記事や過去動画でも語っていますが、そもそひらがなとは、左上から始まり右上に終わるものが大半です。

ですので、連綿を続けていく事で、必然的に連綿が右へとずれていきます。

但し、だからとて右にずれた字の中心を何処かで戻さないと、ペン字や漢字かな交じり文の場合は右隣の行とぶつかってしまいます(>_<)

その為、連綿によって中心が右にずれたら、その直下の字でずれた中心を是正しましょうφ(..)

また、上述の「上の字の真下に下の字が連綿する例」と組み合わせて作品を書くと、変化がつき面白い作品に仕上がりますよ!!(#^^#)

 

最後に、連綿が発生する場合に於ける、濁点や半濁点のうつ順番について御説明申し上げます。

またまた下の画像を御覧下さい<m(__)m>

 

screenshot_20210410_093253

 

上はひらがなを全て(と言っても2字ですが)書いてから濁点をうった例で、下は逆に「で」の濁点をうってから、そのまま連綿した例です。

どうでしょうか?下の場合、「て」のまがりともぶつかってしまって、見苦しいと申しますか、美しくありませんよね?

そう、連綿が発生する場合、濁点や半濁点は一文の漢字・ひらがな・カタカナを全て書ききってから、濁点や半濁点をうちましょう。

下の画像の場合は、「てすか」と書ききってから、後で濁点をうっていきます。

 

screenshot_20210410_093330 screenshot_20210410_093340

 

但し、今回あげた書き方はあくまでも「ほんの一例」ですので、妄信せず、時と場合によって使い分ける事です( `ー´)ノ

その為にも、臨書(古典作品を模写して学ぶ事)や運筆練習を精力的に励まれる事が第一です。

上でも述べていますが、重要な事ですので再度書きました。

因みに、今回の記事の元ネタ動画は、コチラから御覧下さいませ。↓↓

 

 

 

但し、概要欄でも御話ししている通り、過去に演劇をやっていたとは思えない程、師範の解説がかみっかみで非常に恐縮です(一一”)

 

それでも、元ネタ動画の方も、皆様のお役に立てましたら、高評価・チャンネル登録・コメントなども頂ければ、師範は非常に嬉しく思います(T_T)

 

 

そして、今回も最後まで御覧頂きまして、誠に有難う御座いました<m(__)m>

 

 

 

 

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