10時限目 【漢字の基礎!?】 毛筆:永字八法について(記事版)

大澤流書道教室

090-1463-2631

〒406-0807 山梨県笛吹市御坂町二之宮

定休日 土曜日(その他、不定休あり)

10時限目 【漢字の基礎!?】 毛筆:永字八法について(記事版)

師範のつぶやき

2021/03/02 10時限目 【漢字の基礎!?】 毛筆:永字八法について(記事版)

本日も、こうして御来訪下さり、誠に有難う御座います(*^▽^*)

今回は、「永字八法」について説明を致します。

元来、この講義内容は、毛筆の漢字やカタカナの講義に入る前のさわり(?)としてお話ししようと考えていました。

ただ、「永」という漢字を習っていない小さなお友達(小学4年生以上の生徒さんは、「「泳ぐ」の字のさんずい無しバージョン」と説明すれば、おわかりかもしれませんが)は他の記事や動画教材を御覧になるか、御家の方と共に当記事を御覧になる事をお勧め致します<m(__)m>

 

てな訳で、早速本題に入っていきましょう。

元来、「永」という漢字には全ての基本的な画の書き方が内包されていると言われており、その画の稽古をしっかりしていれば、どんな漢字や筆法にも応用が利く、とも言われていました。

 

そこで、「永」に含まれている画に下図のように命名し、運筆練習を行っていました。

 

20210219_200232

 

この「永」の字を各画名毎にバラバラに書いたのが、下図の画像です( ..)φ

 

20210219_200243

 

まぁ、一部「永」の字には含まれていない画も含まれていますが、それらは歴史的な流れの中で、今日の漢字学習指導にも組み込まれたものです。

 

更に、歴史的な流れの中で、「永字八法」に含まれている各々の画も名前が変わり、現代では「点(側)」「横画(勒)」「縦画(努、努+趯)」「そり」「曲がり」「左払い(掠、啄)」「右払い(磔)」「折れ(勒+努、策+掠)」と呼ばれています(*^-^*)

 

という事は、現代の漢字学習指導も、「永字八法」が基になっているという事が言えるでしょう(^-^)

 

因みに、今回の記事の元ネタ動画教材は、コチラから御覧下さいませ。↓↓

 

 

今回の記事内容が、皆様の参考になり、美しい字を書く為の一助になれば幸いです(#^^#)

 

但し、概要欄でも御話ししている通り、過去に演劇をやっていたとは思えない程、師範の解説がかみっかみで非常に恐縮です(一一”)

 

それでも、元ネタ動画の方も、皆様のお役に立てましたら、高評価・チャンネル登録・コメントなども頂ければ、師範は非常に嬉しく思います(T_T)

 

 

そして、今回も最後まで御覧頂きまして、誠に有難う御座いました<m(__)m>

 

 

 

 

 

大澤流書道教室

電話番号 090-1463-2631
住所 〒406-0807 山梨県笛吹市御坂町二之宮(御坂校)、〒407-0045 山梨県韮崎市旭町上條中割(旭校)
定休日 土曜日(その他、不定休あり)

TOP