090-1463-2631
〒406-0807 山梨県笛吹市御坂町二之宮
定休日 土曜日(その他、不定休あり)
35時限目 【行書も基礎から!!】毛筆:楷書と行書の違い8選(前編)(記事版)
本日も、こうして御来訪下さり、誠に有難う御座います(*^▽^*)
今回から、毛筆編は漢字の行書についての記事も扱って参ります!!
と言っても、今回と次回で前後編的に、漢字の楷書と行書の違いについて御説明申上げます。
今回の記事や次回の記事、更に元ネタ動画を御覧になる事で、漢字の楷書と行書の違いがわかるようになり、より楷書は楷書らしく、行書は行書らしく書けるようになりますよ!!(*^-^*)
また、当教室では、中学生以上の生徒さん達は、毛筆では行書を学び始めます。その為、現在中高生や成人の生徒さん達は勿論の事、小学5~6年生の生徒さん達も、予習がてらにこの記事を御覧になる事をお勧め致します<m(__)m>
てな訳で、早速本題に入っていきましょう。
先ず結論から申し上げますと、楷書と行書の違いは、以下の点になります。
①点や画が連続する
②1字1字に気脈の貫通が見られ、楷書ならば独立している画が、行書の場合は画が繋がっている場合がある
③点や画が曲線的になり、更には折れる画も丸みを帯びてくる
④点や画が省略される
⑤点や画の省略が起きた結果、楷書とは形が変わる場合もある
⑥楷書の場合とは書き順が変わる場合がある
といったところでしょう。
また、「書」の字のように、⑦楷書風の行書体と草書風の行書体、両者が存在する字があるというのも違いに含まれますが、今回の記事では、⑦につきましては割愛致します<m(__)m>
で、今回は上述の、①点や画が連続する、②1字1字に気脈の貫通が見られ、楷書ならば独立している画が、行書の場合は画が繋がっている場合がある、③点や画が曲線的になり、更には折れる画も丸みを帯びてくる、の3点について御説明申上げます。
①点や画の連続に関しましては、先ず上にも貼り付けました画像を、再度提示致します。
右側の「臨」の「臣」や「品」が楷書とは違い、画がひとつながりになっている事がおわかりでしょうか?
また、「品」に関しましては、下部の「口」2つが、点画が繋がって1つの画のようになっています。
また、②1字1字に気脈の貫通が見られ、楷書ならば独立している画が、行書の場合は画が繋がっている場合があるに関しましても、上の画像左側の「水」を御覧になればおわかりかと思います。
「水」の3画目と4画目の払いが、楷書の場合は独立していますが、行書だとこれも1つの払いのようになっています。
また、2画目の払う方向も、楷書の場合とは違い、行書だと3画目の方に払っていますが、おわかりになりますでしょうか?
最後に③点や画が曲線的になり、更には折れる画も丸みを帯びてくる点についての解説を致します。
ここで、再度上の画像を御覧になって頂きたいです。
どうでしょうか?「妙」の「女」や「地」の「也」の折れる画が曲線的になり、丸みを帯びたものに変わっている事がおわかりでしょうか?
このような点や画の変化、更には次回お話しする字形や書き順の変化が、行書体だと起こります。
因みに、今回の記事の元ネタ動画では、「日記」という例示作品も書いて説明しています。
その動画教材は、コチラから御覧下さいませ。↓↓
ところで、お気付きの生徒さんはお気付きかもしれませんが、実は今回例として書いた「日記」は…( *´艸`)
いや、これ以上言うとネタバレになってしまうので、真相が気になる方は、師範迄御連絡をお待ちしています(*^-^*)
但し、概要欄でも御話ししている通り、過去に演劇をやっていたとは思えない程、師範の解説がかみっかみで非常に恐縮です(一一”)
それでも、元ネタ動画の方も、皆様のお役に立てましたら、高評価・チャンネル登録・コメントなども頂ければ、師範は非常に嬉しく思います(T_T)
そして、今回も最後まで御覧頂きまして、誠に有難う御座いました<m(__)m>
大澤流書道教室
電話番号 090-1463-2631 住所 〒406-0807 山梨県笛吹市御坂町二之宮(御坂校)、〒407-0045 山梨県韮崎市旭町上條中割(旭校) 定休日 土曜日(その他、不定休あり)
24/04/17
24/03/21
24/02/27
TOP
本日も、こうして御来訪下さり、誠に有難う御座います(*^▽^*)
今回から、毛筆編は漢字の行書についての記事も扱って参ります!!
と言っても、今回と次回で前後編的に、漢字の楷書と行書の違いについて御説明申上げます。
今回の記事や次回の記事、更に元ネタ動画を御覧になる事で、漢字の楷書と行書の違いがわかるようになり、より楷書は楷書らしく、行書は行書らしく書けるようになりますよ!!(*^-^*)
また、当教室では、中学生以上の生徒さん達は、毛筆では行書を学び始めます。その為、現在中高生や成人の生徒さん達は勿論の事、小学5~6年生の生徒さん達も、予習がてらにこの記事を御覧になる事をお勧め致します<m(__)m>
てな訳で、早速本題に入っていきましょう。
先ず結論から申し上げますと、楷書と行書の違いは、以下の点になります。
①点や画が連続する
②1字1字に気脈の貫通が見られ、楷書ならば独立している画が、行書の場合は画が繋がっている場合がある
③点や画が曲線的になり、更には折れる画も丸みを帯びてくる
④点や画が省略される
⑤点や画の省略が起きた結果、楷書とは形が変わる場合もある
⑥楷書の場合とは書き順が変わる場合がある
といったところでしょう。
また、「書」の字のように、⑦楷書風の行書体と草書風の行書体、両者が存在する字があるというのも違いに含まれますが、今回の記事では、⑦につきましては割愛致します<m(__)m>
で、今回は上述の、①点や画が連続する、②1字1字に気脈の貫通が見られ、楷書ならば独立している画が、行書の場合は画が繋がっている場合がある、③点や画が曲線的になり、更には折れる画も丸みを帯びてくる、の3点について御説明申上げます。
①点や画の連続に関しましては、先ず上にも貼り付けました画像を、再度提示致します。
右側の「臨」の「臣」や「品」が楷書とは違い、画がひとつながりになっている事がおわかりでしょうか?
また、「品」に関しましては、下部の「口」2つが、点画が繋がって1つの画のようになっています。
また、②1字1字に気脈の貫通が見られ、楷書ならば独立している画が、行書の場合は画が繋がっている場合があるに関しましても、上の画像左側の「水」を御覧になればおわかりかと思います。
「水」の3画目と4画目の払いが、楷書の場合は独立していますが、行書だとこれも1つの払いのようになっています。
また、2画目の払う方向も、楷書の場合とは違い、行書だと3画目の方に払っていますが、おわかりになりますでしょうか?
最後に③点や画が曲線的になり、更には折れる画も丸みを帯びてくる点についての解説を致します。
ここで、再度上の画像を御覧になって頂きたいです。
どうでしょうか?「妙」の「女」や「地」の「也」の折れる画が曲線的になり、丸みを帯びたものに変わっている事がおわかりでしょうか?
このような点や画の変化、更には次回お話しする字形や書き順の変化が、行書体だと起こります。
因みに、今回の記事の元ネタ動画では、「日記」という例示作品も書いて説明しています。
その動画教材は、コチラから御覧下さいませ。↓↓
ところで、お気付きの生徒さんはお気付きかもしれませんが、実は今回例として書いた「日記」は…( *´艸`)
いや、これ以上言うとネタバレになってしまうので、真相が気になる方は、師範迄御連絡をお待ちしています(*^-^*)
但し、概要欄でも御話ししている通り、過去に演劇をやっていたとは思えない程、師範の解説がかみっかみで非常に恐縮です(一一”)
それでも、元ネタ動画の方も、皆様のお役に立てましたら、高評価・チャンネル登録・コメントなども頂ければ、師範は非常に嬉しく思います(T_T)
そして、今回も最後まで御覧頂きまして、誠に有難う御座いました<m(__)m>
大澤流書道教室
電話番号 090-1463-2631
住所 〒406-0807 山梨県笛吹市御坂町二之宮(御坂校)、〒407-0045 山梨県韮崎市旭町上條中割(旭校)
定休日 土曜日(その他、不定休あり)