80時限目 毛筆:「口」の草書体の字形(記事版)

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80時限目 毛筆:「口」の草書体の字形(記事版)

師範のつぶやき

2021/04/21 80時限目 毛筆:「口」の草書体の字形(記事版)

本日も、こうして御来訪下さり、誠に有難う御座います(*^▽^*)

今回は草書体に於ける、草書体の「口」の書き方や字形について御説明申し上げます。

 

今回の記事や元ネタ動画を御覧になる事で、部首の「口」の字形や書き方の運筆がよりスムーズにになり、「石」など、「口」を含む漢字の草書体がより草書体らしく書けるようになりますよ!!(*^-^*)

但し、当教室では、草書体を実際に書かれるのは高校生や成人の生徒さんで、小中学生の生徒さん達は草書体を学びません。その為、草書体について予習をしたい中学生の生徒さんや、既に草書体について学ばれているものの、理解がし難い高校生以上の生徒さん向けのお話となります。ですので、小学生や未就学児(保育園児・幼稚園児)の生徒さん達は、別な記事を御覧になる事をお勧め致します<m(__)m>

 

てな訳で、早速本題に入っていきましょう。

先ずは、下の画像を御覧下さい<m(__)m>

 

screenshot_20210418_165738

 

上の画像は、上から「口」単体のの楷書体、行書体、草書体です。

「口」単独で書きたい場合は、ここまででこの記事の内容は終了となります。

しかし、「石」など、中には「口」を含む漢字もございます。

では、その場合はどのように書けば良いのでしょうか?

それでは、続いては下の画像を御覧下さい<m(__)m>

 

screenshot_20210418_165753

 

上は「和」の楷書体と、草書体の字体の画像です。

で、草書体の方を御覧になればお分かりかと思いますが、「口」の部分が点画2個のようになっています。

続きましては、こちらの画像も御覧下さい<m(__)m>

 

screenshot_20210418_165816

 

screenshot_20210418_165843

 

今度は「温故知新」の、楷書体版と草書体版の画像を提示してみました。

よくよく見てみると、「故」と「知」では、「口」部分の字形が違くないですか?

「知」の部分は上述の「和」のように点画2個になっているのに対し、「故」の場合は曲がる画のようになり、「のぶん」に連続しています。

このように、「へん」部分に「口」が来るか、「つくり」部分に「口」が来るかという、「口」の位置によって字形が異なります。

 

参考までに、下の画像も御覧下さい<m(__)m>

 

screenshot_20210418_165859

 

screenshot_20210418_165913

 

これは「竹聲松影」を楷書体と草書体で書いたものですが、「竹」が写っていないのは、大人の事情という事で御了承下さいませ<m(__)m>

先ず「影」についてですが、「口」が左側(「へん」部分)にあるので、上述の「故」のように、曲がる画のようになって、更に縦画と直結しておりています。

また、「日」部分は「温故知新」の「温」のように、カタカナの「マ」のようになっているのも特徴です。

 

後、「聲(「声」の旧字体)」では、「声」部分の下部をよくよく見てみると、回転して「のぶん」部分や「耳」にも連続しています。

これに関しましては、「声」部分に「日」を横にしたような字形の部分が存在していますので、余談的に語りました(笑)

 

因みに、今回の記事の元ネタ動画は、コチラから御覧下さいませ。↓↓

 

 

 

但し、概要欄でも御話ししている通り、過去に演劇をやっていたとは思えない程、師範の解説がかみっかみで非常に恐縮です(一一”)

 

それでも、元ネタ動画の方も、皆様のお役に立てましたら、高評価・チャンネル登録・コメントなども頂ければ、師範は非常に嬉しく思います(T_T)

 

 

そして、今回も最後まで御覧頂きまして、誠に有難う御座いました<m(__)m>

 

 

 

 

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