95時限目の2 実務:葉書の宛先の書き方について(記事版)(後編)

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95時限目の2 実務:葉書の宛先の書き方について(記事版)(後編)

師範のつぶやき

2021/05/06 95時限目の2 実務:葉書の宛先の書き方について(記事版)(後編)

本日も、こうして御来訪下さり、誠に有難う御座います(*^▽^*)

今回は葉書の宛先を楷書体、または楷書体に近い字形の行書体で書くという、これまたTHE・実務書道のような内容を取り扱って参ります。

但し、元ネタ動画の方が非常に長い(普段は10~20分程度なのに、今回の動画は35分24秒!!)ので、前後編で解説致します。

で、前編(前回)は空けなければならないスペースの存在やお相手様の御住所・お名前の書き方や書く順番について説明し、後編(今回)では差出人の住所・氏名の書き方や、書くスペースについても御説明申し上げます。

 

前回の記事や今回の記事、元ネタ動画を御覧になる事で、葉書の宛先を体裁良くまとめる事がうまくなり、その事によってその葉書を受け取った先方に対して、良い印象を与える事ができるようになりますよ!!(*^-^*)

ですので、是非とも御覧になって、学んでいって下さい。

 

 

てな訳で、早速本題に入っていきましょう。

先ず、差出人の住所・氏名記入欄に関しましても、字を書いてはいけないスペースの存在について御説明申し上げます。

 

screenshot_20210427_212224

 

差出人の住所・氏名に関しましても、差出人の氏名を書くスペースは、差出人の郵便番号記入欄の真上迄沈んではいけません。

何故なら、これも前編で語っている通り、差出人の氏名最下部も郵便番号記入欄の真上部迄沈んでしまうと、やはり息苦しい印象をお相手様に与えてしまいかねないからです(>_<)

せめて、5mmは空けるように致しましょう。

また、差出人の住所記入スペースも、差出人の氏名の最下部迄沈むのも、体裁が良くありません。

ですので、差出人の住所の最下部も、せめて差出人の郵便番号記入欄から7mm程度は空けるように致しましょう。

 

その上で、お相手様の時と同様に、差出人の氏名(フルネーム)の総文字数や、差出人の住所の総文字数を数えて、住所・氏名の記入スペースの縦スペースを計測し、(記入欄の縦スペース)÷(差出人の住所やフルネームの総字数)の計算を行い、差出人の名前や、住所の1字毎の字のサイズを決めていきます。

尚、差出人の名前もお相手様の名前同様に、苗字と名前の間は、若干のスペースを空けましょう。

 

後、元ネタ動画の方で、師範は全ての記入欄にマーキングを施してから筆を入れていますが、これに関しましては、時と場合によりけりです。

筆(筆ペン)と墨を使用する場合は、全ての書くスペースを固めてから、筆を入れるようにした方が良いです。

何故なら、墨で葉書が汚れないようにする為には、そちらの方が都合が良いからです(笑)

 

後は、定めた記入スペースに、差出人の氏名→差出人の住所の順で、書いていきます( ..)φ

尚、差出人の郵便番号も特に書く順番が決まっていません(苦笑)

 

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ところで、差出人の住所・氏名を書く場合、1字毎の字のサイズが小さくなりがちです。

更に、その小さいサイズで、画数が多かったり、字の画が複雑だったりする漢字を書かねばならない場合も、少なくありません。

そういう場合は、筆の先端をうまく使って、書くようにすると良いです。

その為、普段から使用後の手入れは、しっかりと行いましょう( *´艸`)

 

後、今回のようにマーキングした場合は、墨が完全に乾く迄は、消しゴムで補助線を消してはいけません(>_<)

何故なら…、その理由は、皆様のご想像にお任せ致します。

ですので、そもそも御時間が無い場合は、マーキングせず、定規を当てがいつつ書いていった方が良いでしょう。

 

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因みに、今回の記事の元ネタ動画は、コチラから御覧下さいませ。↓↓

 

 

 

但し、概要欄でも御話ししている通り、過去に演劇をやっていたとは思えない程、師範の解説がかみっかみで非常に恐縮です(一一”)

 

それでも、元ネタ動画の方も、皆様のお役に立てましたら、高評価・チャンネル登録・コメントなども頂ければ、師範は非常に嬉しく思います(T_T)

 

 

そして、今回も最後まで御覧頂きまして、誠に有難う御座いました<m(__)m>

 

 

 

 

 

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