96時限目 実務:封筒の宛先の書き方について(前編)(記事版)

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96時限目 実務:封筒の宛先の書き方について(前編)(記事版)

師範のつぶやき

2021/05/07 96時限目 実務:封筒の宛先の書き方について(前編)(記事版)

本日も、こうして御来訪下さり、誠に有難う御座います(*^▽^*)

今回は封筒の宛先を楷書体、または楷書体に近い字形の行書体で書くという、これまたTHE・実務書道のような内容を取り扱って参ります。

但し、元ネタ動画の方が前後編になっているので、記事版に於いても前後編で解説致します。

で、前編(今回)は空けなければならないスペースの存在やお相手様の御住所・お名前の書き方や書く順番について説明し、後編(次回)では差出人の住所・氏名の書き方や、書くスペースについても御説明申し上げます。

 

今回の記事や次回の記事、元ネタ動画を御覧になる事で、封筒の宛先を体裁良くまとめる事がうまくなり、その事によってその封筒を受け取った先方に対して、良い印象を与える事ができるようになりますよ!!(*^-^*)

ですので、是非とも御覧になって、学んでいって下さい。

 

 

てな訳で、早速本題に入っていきましょう。

先ず、葉書に於ける、書く順番について復習していきましょう。

前回の記事でも語りました通り、お相手様のお名前→お相手様の住所→差出人の氏名→差出人の住所の順で書くのでしたね(#^^#)

尚、郵便番号に関しましては、葉書の場合は特に規定はありませんでした。

但し、封筒の場合、郵便番号記入欄がある場合は良いのですが、郵便番号記入欄無しの封筒の場合だと、最初に郵便番号を書いて固めてしまった方が良いかもしれません(一一”)

その場合に郵便番号を書くスペースも、上部のセンターからやや右側(下の画像の郵便番号記入欄のような感じのスペース)から書き始めると良いです。

 

で、封筒の場合に於きましても、葉書と同様の順番で書いていきましょう( ..)φ

但し、封筒の場合は、封筒の表にお相手様の御住所・お名前を書き、裏面に差出人の住所・氏名と共に、手紙を出した日付も書きます。

 

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今、画像を3枚出しましたが、これに関しましては、差出人の住所・氏名記入スペースが2種類存在するからです。

まぁ、冒頭で申し上げました通り、差出人の住所・氏名の記入の仕方に関しましては次回語ると致しまして、早速表面(お相手様の御住所・お名前)の書き方について御説明申上げます。

 

先ず、お相手様のお名前の記入スペースに関しましては、葉書の場合同様に、ど真ん中にお相手様のお名前を書きます。

勿論その場合も、郵便番号記入スペースよりも、1cmは空ける事です。

また、郵便番号記入欄のある封筒の場合でも、葉書の時の「郵便はがき」の「便」のような、分かり易い目印がある訳ではありません。

 

screenshot_20210427_212456

 

このような場合、真面目に横幅を定規で計測し、その半分のところにセンターラインを引く、若しくはマーキングを致しましょう。

後、葉書の場合同様に、敬称(「様」や「殿」など)は封筒の最下部迄沈めてはいけません。

せめて、封筒の場合であっても2cmは最下部から空けましょう。

次に、「お名前を書くスペースの縦の長さ」から、「敬称を書く為のスペース」を引きます。

その理由は前回でも語りましたが、お相手様のお名前よりも、敬称の方をやや大きめに書く方が、体裁良くまとまる上に、お相手様への敬意も表する事ができるからです。

続きまして、「お名前を書くスペースのうち、残る(空いている)スペース」を計測し、その空きスペースを「お相手様のフルネームの総字数」で割ります。

そして、お相手様の苗字と名前のスペースや、お相手様のフルネームの、1字毎の字のサイズも決めていきます。

 

お相手様の御住所の記入欄の決定や、1字毎の字のサイズも同様で、「御住所を書くスペースの長さ」を計測し、「御住所の総字数」で割り、1字毎のサイズを決めていきます。

尚、御住所の最下部は、お相手様の敬称よりも下に沈んではいけません。

その為、県外の方に出すなど、都道府県から書く場合などは、潔く2行で書きましょう。

勿論、2行目は1行目よりも、若干下から(1行目を郵便番号記入スペースから5mm空けた場合は、2行目は7mm空けるなど)始めます。

 

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このような感じで、書くスペースを決めていきましょう。

尚、元ネタ動画でも語っています通り、元ネタ動画や、その動画から引っ張ってきたキャプチャ画像は、皆様に分かり易くする為に、このようなマーキングをしています。

しかし、皆様が実際に書かれる場合、お急ぎならば定規を横に当てがい、書くようにすれば良いです。

これに関しましては、過去記事「実務:のし袋の書き方について」回などでも語っていますので、そちらも参考にされると良いでしょう(#^^#)

 

尚、上述の通り、今回の内容はお相手様の御住所・お名前の書き方について迄で、御自身の住所・氏名や差出月日に関しましては、次回語る事と致します。

何故なら、元ネタ動画に於いても、前編(96回)ではお相手様の御住所・お名前を書いた表面の墨が乾いていなかったのと、差出人の住所・氏名の書き方迄解説していると、間違い無く40分以上の、非常に長~~い動画になってしまうからです。

そうなってしまうと、動画を御覧の皆様や、こちらの記事を御覧の皆様の集中力が途切れてしまいかねませんからね…(;^ω^)

 

因みに、この前編だけでも、2,000字どころか、2,400字をも優に上回ってしまっています(苦笑)

その為、残る差出人の住所・氏名の書き方や差出月日を書くスペースなどにつきましては、次回の記事で御説明申上げます。

因みに、今回の記事の元ネタ動画は、コチラから御覧下さいませ。↓↓

 

 

但し、概要欄でも御話ししている通り、過去に演劇をやっていたとは思えない程、師範の解説がかみっかみで非常に恐縮です(一一”)

 

それでも、元ネタ動画の方も、皆様のお役に立てましたら、高評価・チャンネル登録・コメントなども頂ければ、師範は非常に嬉しく思います(T_T)

 

 

そして、今回も最後まで御覧頂きまして、誠に有難う御座いました<m(__)m>

 

 

 

 

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