１４時限目　【カタカナは漢字の基礎！！】　毛筆：カタカナの折れ方・曲がり方・はね方について（記事版）

本日も、こうして御来訪下さり、誠に有難う御座います(*^▽^*)

今回は、毛筆に於ける、カタカナのはらう折れる画・曲がる画・はねる画の書き方について説明を致します。

 

今回の記事や前回の記事、そして元ネタ動画を御覧になる事で、カタカナの画、ひいては前回も語りましたが、漢字の楷書の画も美しく書けるようになりますよ！！(*^-^*)

何故なら、元来カタカナとは、漢字の一部分、若しくは全体からできた文字だからです。

その成り立ちの経緯上、カタカナの画を丁寧に美しく書く事は、漢字の楷書の画を美しく書く事にも直結するのです。

 

てな訳で、早速本題に入っていきましょう。

先ずは、はねる画についてです。はねる画は、起筆（書き始め）は斜めに入ります。そし向きを変え、はねる地点迄筆を進めます。

そして、その地点で一度止まり、筆の向きを変え、ゆっくり丁寧にはねていきましょう。

 

 

以前「永字八法」の回で出た、努（縦画）＋趯（はねる画）の組み合わせパターンもあります。この場合も、起筆は斜めに入って垂直に向きを変え、そのまま垂直におりていきます。

そして、はねる方向に筆を少し反らし、これまたゆっくり丁寧にはねていきましょう。

因みに、このタイプのはね方のあるカタカナは、「オ」「カ」「ホ」の３文字のみです(笑)

 

 

続いて、曲がる画について取り挙げます。

と言っても、この曲がる画を含むカタカナも、「セ」「ヒ」「モ」の３文字のみです(笑)

しかし、上述の折れる画とは区別して書くようにしましょう( ..)φ

 

 

この曲がる画については以前にも語ったと思いますが、一応念の為、再度説明します。

曲がる画につきましては、曲がり始めの地点から筆の速度を落としつつ、ゆっくり丁寧に向きを変えつつ、筆を進めていきましょう。

 

最後に、折れる画についてお話しします。

コチラも、最初に御話ししたはねる画同様、折れる地点迄筆を進めたら一旦折れる地点で筆を止め、向きを変えてから、再出発します。

また、上の画像に少し写っているような「レ」のような折れ方もあります。

コチラに関しましても、上から下に垂直に下って折れる地点で筆を止め、向きを変えてから、ゆっくりとはね上がります。

 

 

因みに、今回の記事の元ネタ動画教材は、コチラから御覧下さいませ。↓↓

 

 

今回の記事内容が、皆様の参考になり、美しい字を書く為の一助になれば幸いです(#^^#)

 

但し、概要欄でも御話ししている通り、過去に演劇をやっていたとは思えない程、師範の解説がかみっかみで非常に恐縮です(一一”)

 

それでも、元ネタ動画の方も、皆様のお役に立てましたら、高評価・チャンネル登録・コメントなども頂ければ、師範は非常に嬉しく思います(T_T)

 

 

そして、今回も最後まで御覧頂きまして、誠に有難う御座いました<m(__)m>