43時限目 【均等割付漢字版】実務:漢字の枠内への書き方4手順(記事版)

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43時限目 【均等割付漢字版】実務:漢字の枠内への書き方4手順(記事版)

師範のつぶやき

2021/03/22 43時限目 【均等割付漢字版】実務:漢字の枠内への書き方4手順(記事版)

本日も、こうして御来訪下さり、誠に有難う御座います(*^▽^*)

今回は定められたサイズの枠の中に異なる漢字の単語を縦書きで書くという、これまた実務書道らしい内容を取り扱って参ります。

 

今回の記事や元ネタ動画を御覧になる事で、漢字の単語を決められたスペースの中に書く事がうまくなり、その事によって看板や掲示を美しく書く事ができるようになりますよ!!(*^-^*)

 

 

てな訳で、早速本題に入っていきましょう。

人名を書く回でも御話ししました通り、最初は枠の縦・横の長さを計測します。

その後、今回は縦書きですから、上下の空きスペースを同じサイズ分確保します。

何故なら、フルサイズぎちぎちに書いてしまうと、息苦しいネームプレートのようになってしまうからです(>_<)

 

screenshot_20210317_114247

 

次に、横の長さの真ん中(今回は横6cmでしたので、3cmのところ)にマーキングし、センターラインを引きます( ..)φ

毛筆の作品を書く前に半紙や半折を折り、センターラインをつけるのと同様です(^o^)丿

 

screenshot_20210317_114322

 

続きまして、空きスペース分を引いた(その漢字単語を書く)部分の縦の長さを計測、若しくは計算します。

そして、その漢字単語の字数を数え、(空きスペースの縦の長さ)÷(単語の字数)を計算し、その商(割り算の答え)の分を1字毎の枠のサイズとします。

 

今回は枠内に人名を書く訳ではありませんから、姓と名の間は空けておいた方が見栄えが良い、などといったような配慮は無用です(笑)

後、サイズを決めた後の1字毎の枠は、上で事前に引いたセンターラインの上に決めていきます( ..)φ

今回は「一般受付」と「松竹梅」と字数が異なる2単語を書くので、左右の枠で1字毎の枠のサイズが違います(キャプチャ画像が見辛くて恐縮ですが)

 

screenshot_20210317_114436

 

次に、その1字毎の枠におさまるサイズの字で、その漢字単語を1字1字書いていきます( ..)φ

今回は「一般受付」と「松竹梅」と字数が異なる2単語を書かねばならないので、左側(「一般受付」)から書いていきます( ..)φ

何故なら、逆に右側(この場合は「松竹梅」)から先に書いてしまうと、墨が完全に乾く迄は左側(「一般受付」)が書けなくなってしまうばかりか、墨が乾いていない間に左側を書こうとすると、右側がとんでもない事態になってしまうからです(>_<)

このような時間の無駄やアクシデントを回避する為にも、左側から書いていきましょう( ..)φ

因みにこれ、後に動画やブログ記事でも語っていこうと考えている、表彰状や式次第を書くコツにもなります(*^^*)

 

screenshot_20210317_114457

 

後、墨と筆で字を完全に書き終わった後に補助線を消す場合は、墨がかかっていないところから消していくように!!

そして、筆と墨で書いた箇所に関しては、その墨が完全に乾く迄は消してはいけませんよ<(`^´)>

その理由は、説明する迄も無いでしょう。

 

因みに、今回の記事の元ネタ動画は、コチラから御覧下さいませ。↓↓

 

 

但し、概要欄でも御話ししている通り、過去に演劇をやっていたとは思えない程、師範の解説がかみっかみで非常に恐縮です(一一”)

 

それでも、元ネタ動画の方も、皆様のお役に立てましたら、高評価・チャンネル登録・コメントなども頂ければ、師範は非常に嬉しく思います(T_T)

 

 

そして、今回も最後まで御覧頂きまして、誠に有難う御座いました<m(__)m>

 

 

 

 

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