090-1463-2631
〒406-0807 山梨県笛吹市御坂町二之宮
定休日 土曜日(その他、不定休あり)
157時限目 毛筆:古典作品に於ける横画について(記事版)
本日も、こうして御来訪下さり、誠に有難う御座います(*^▽^*)
今回からは、毛筆回も1段階レベルアップしたお話をして参ります!!(*^▽^*)
とは申し上げましても、今回は楷書の古典作品に於ける横画について取り扱って参ります。
今回の記事や元ネタ動画を御覧になる事で、各古典作品に於ける横画の書きぶりや字形の特長や違いについて学べ、その事を作品制作などに活かす事ができるようになりますよ!!(*^-^*)
尚、当教室では、古典臨書について学ばれるのは高校生や成人の生徒さんで、小中学生の生徒さん達は古典臨書については学びません。
しかし、上述の通り、楷書の古典に於ける横画の違いについて扱って参りますので、古典について予習をしたい中学生の生徒さんや、既に古典臨書について学ばれているものの、理解がし難い高校生以上の生徒さんのみならず、現に小学校の書写の授業などで楷書について学んでいる小学3年生以上の生徒さん達にとっても、参考になるお話かと思います。
ですが、小学1~2年生の生徒さんや未就学児(保育園児・幼稚園児)の生徒さん達は、別な記事を御覧になる事をお勧め致します<m(__)m>
てな訳で、早速本題に入っていきましょう。
でもその前に、毛筆に於ける横画の書き方に関しましては、こちらの過去記事「毛筆:漢字の横画について」回で復習される事をお勧め致します<m(__)m>
では、下の画像を御覧下さい。
これは、古典「孟法師碑」の臨書作品です。
この作品や元ネタ動画を御覧になった方々はお気付きかもしれませんが、最初は細くて、徐々に太くなっている横画もあれば、最初から最後まで太さが均一の横画も含まれています。
それから、真ん中に進むに従って徐々に細くなり、最初と最後は太いものや、楷書なのに最初を押さえずに入っているものなど、THE・古典のような横画もございます。
続きまして、下の画像も御覧下さい<m(__)m>
これは、「無」という字を、4古典から集字したものです。
右上が「孟法師碑」、右下は「九成宮醴泉銘」、左上が「雁塔聖教序」、左下は「顔氏家廟碑」です。
このように、同じ字を異なる古典から持ってきて見比べてみると、違いが良くわかるかと思います(#^^#)
例えは、「雁塔聖教序」のような、最初と最後のみ太めで、真ん中に進むにつれて細くゆっくり運筆したりですとか、「九成宮醴泉銘」のように、最初は細目に出発して、徐々に太くなっていったりする場合もあります。
かたや、「顔氏家廟碑」のように、THE・楷書のような、最初にしっかり押さえてから出発し、最初から最後まで太さが均一に書き、最後もしっかり押さえて終わる横画もあります。
但し、今回あげた書き方はあくまでも「ほんの一例」ですので、妄信せず、時と場合によって使い分ける事が重要です( `ー´)ノ
その為にも、臨書(古典作品を模写して学ぶ事)や運筆練習に精力的に励まれる事が第一です。
それはさておきまして、今回の記事の元ネタ動画は、コチラから御覧下さいませ。↓↓
但し、概要欄でも御話ししている通り、過去に演劇をやっていたとは思えない程、師範の解説がかみっかみで非常に恐縮です(一一”)
それでも、元ネタ動画の方も、皆様のお役に立てましたら、高評価・チャンネル登録・コメントなども頂ければ、師範は非常に嬉しく思います(T_T)
そして、今回も最後まで御覧頂きまして、誠に有難う御座いました<m(__)m>
大澤流書道教室
電話番号 090-1463-2631 住所 〒406-0807 山梨県笛吹市御坂町二之宮(御坂校)、〒407-0045 山梨県韮崎市旭町上條中割(旭校) 定休日 土曜日(その他、不定休あり)
23/05/26
23/05/23
23/05/10
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今回からは、毛筆回も1段階レベルアップしたお話をして参ります!!(*^▽^*)
とは申し上げましても、今回は楷書の古典作品に於ける横画について取り扱って参ります。
今回の記事や元ネタ動画を御覧になる事で、各古典作品に於ける横画の書きぶりや字形の特長や違いについて学べ、その事を作品制作などに活かす事ができるようになりますよ!!(*^-^*)
尚、当教室では、古典臨書について学ばれるのは高校生や成人の生徒さんで、小中学生の生徒さん達は古典臨書については学びません。
しかし、上述の通り、楷書の古典に於ける横画の違いについて扱って参りますので、古典について予習をしたい中学生の生徒さんや、既に古典臨書について学ばれているものの、理解がし難い高校生以上の生徒さんのみならず、現に小学校の書写の授業などで楷書について学んでいる小学3年生以上の生徒さん達にとっても、参考になるお話かと思います。
ですが、小学1~2年生の生徒さんや未就学児(保育園児・幼稚園児)の生徒さん達は、別な記事を御覧になる事をお勧め致します<m(__)m>
てな訳で、早速本題に入っていきましょう。
でもその前に、毛筆に於ける横画の書き方に関しましては、こちらの過去記事「毛筆:漢字の横画について」回で復習される事をお勧め致します<m(__)m>
では、下の画像を御覧下さい。
これは、古典「孟法師碑」の臨書作品です。
この作品や元ネタ動画を御覧になった方々はお気付きかもしれませんが、最初は細くて、徐々に太くなっている横画もあれば、最初から最後まで太さが均一の横画も含まれています。
それから、真ん中に進むに従って徐々に細くなり、最初と最後は太いものや、楷書なのに最初を押さえずに入っているものなど、THE・古典のような横画もございます。
続きまして、下の画像も御覧下さい<m(__)m>
これは、「無」という字を、4古典から集字したものです。
右上が「孟法師碑」、右下は「九成宮醴泉銘」、左上が「雁塔聖教序」、左下は「顔氏家廟碑」です。
このように、同じ字を異なる古典から持ってきて見比べてみると、違いが良くわかるかと思います(#^^#)
例えは、「雁塔聖教序」のような、最初と最後のみ太めで、真ん中に進むにつれて細くゆっくり運筆したりですとか、「九成宮醴泉銘」のように、最初は細目に出発して、徐々に太くなっていったりする場合もあります。
かたや、「顔氏家廟碑」のように、THE・楷書のような、最初にしっかり押さえてから出発し、最初から最後まで太さが均一に書き、最後もしっかり押さえて終わる横画もあります。
但し、今回あげた書き方はあくまでも「ほんの一例」ですので、妄信せず、時と場合によって使い分ける事が重要です( `ー´)ノ
その為にも、臨書(古典作品を模写して学ぶ事)や運筆練習に精力的に励まれる事が第一です。
それはさておきまして、今回の記事の元ネタ動画は、コチラから御覧下さいませ。↓↓
但し、概要欄でも御話ししている通り、過去に演劇をやっていたとは思えない程、師範の解説がかみっかみで非常に恐縮です(一一”)
それでも、元ネタ動画の方も、皆様のお役に立てましたら、高評価・チャンネル登録・コメントなども頂ければ、師範は非常に嬉しく思います(T_T)
そして、今回も最後まで御覧頂きまして、誠に有難う御座いました<m(__)m>
大澤流書道教室
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住所 〒406-0807 山梨県笛吹市御坂町二之宮(御坂校)、〒407-0045 山梨県韮崎市旭町上條中割(旭校)
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