196時限目 漢かな:現代文の半折フルサイズへのまとめ方について(記事版)

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196時限目 漢かな:現代文の半折フルサイズへのまとめ方について(記事版)

師範のつぶやき

2021/08/08 196時限目 漢かな:現代文の半折フルサイズへのまとめ方について(記事版)

本日も、こうして御来訪下さり、誠に有難う御座います(*^▽^*)

かつて、過去記事で何度か、漢字かな交じり文に於ける、現代文の半紙への書き方・まとめ方についてはお話し致しました。

で、今回の記事で扱うのは、その半折版だとお考え下さい。

 

今回の記事や前回・前々回の記事、そして元ネタ動画を御覧になる事で、漢字かな交じり文を行書体でより体裁良く半折に書けて、まとめる事ができるようになりますよ!!(*^-^*)

また、当教室では、中学生以上の生徒さん達は、毛筆では行書を学び始めます。その為、現在中高生や成人の生徒さん達は勿論の事、小学5~6年生の生徒さん達も、予習がてらにこの記事を御覧になる事をお勧め致します<m(__)m>

 

てな訳で、早速本題に入っていきましょう。

例の如く、先ずは下の画像を御覧下さい<m(__)m>

 

screenshot_20210729_160612

 

見辛くて恐縮ですが、今回は「羅生門」から書いて参りました。

今回も、出典が明白ですから、しっかり記入して、著作権の侵害を行わないようにしていきましょう。

また、今回は漢字に振れ幅を持たせてみました。

 

screenshot_20210729_160627

 

screenshot_20210729_160644

 

例えば、「云」や「音」のように、横画を左側に長く書いたりですとか、逆に「來」のように、縦長に書く字を含んでみるなどし、字形に変化を、しかも結構大袈裟につけてみましょう。

「遠」の「しんにょう」を角張ってはらったりするのも、振れ幅の一環です。

 

後、今回は「遠」「音」「來」は草書ですが、それ以外の漢字は行書で書いています。

それでも、大半はひらがなで、しかも連綿は一切用いず単体で書いている訳ですから、ひらがなとの調和も計算して書くと、より調和的で素晴らしい作品になります。

まぁ、連綿を加えたいのであれば、「ざあっと」の「っと」部分に加えるなどしてみるのも、面白いかもしれません。

いずれにせよ、文字の大小や画の太細などなど、様々な要素を計算し、調和的な作品に仕上げていきましょう( ..)φ

それから、墨の潤渇を用いて立体感を作品に持たせたりですとか、字間や行間の余白なども計算し、明るい感じの作品に仕上げる事です。

 

但し、今回あげた書き方はあくまでも「ほんの一例」ですので、妄信せず、時と場合によって使い分ける事です( `ー´)ノ

その為にも、臨書(古典作品を模写して学ぶ事)や運筆練習を精力的に励まれる事が第一です。

因みに、今回の記事の元ネタ動画は、コチラから御覧下さいませ。↓↓

 

 

 

但し、概要欄でも御話ししている通り、過去に演劇をやっていたとは思えない程、師範の解説がかみっかみで非常に恐縮です(一一”)

 

それでも、元ネタ動画の方も、皆様のお役に立てましたら、高評価・チャンネル登録・コメントなども頂ければ、師範は非常に嬉しく思います(T_T)

 

 

そして、今回も最後まで御覧頂きまして、誠に有難う御座いました<m(__)m>

 

 

 

 

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