114時限目の1 実務:葉書や封筒の宛先の書き方(肩書付)(記事版)(前編)

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114時限目の1 実務:葉書や封筒の宛先の書き方(肩書付)(記事版)(前編)

師範のつぶやき

2021/05/23 114時限目の1 実務:葉書や封筒の宛先の書き方(肩書付)(記事版)(前編)

本日も、こうして御来訪下さり、誠に有難う御座います(*^▽^*)

今回は、肩書のある先方に対する葉書や封筒の宛先を楷書体、または楷書体に近い字形の行書体で書くという、これまたTHE・実務書道のような内容を取り扱って参ります。

但し、元ネタ動画の方が39分を超える長~い動画になっており、1ページではその動画内容全てを語り尽くせそうにありません(>_<)

その為、記事版に於いては前後編で解説致します。

 

また、今回の元ネタ動画では、その宛先の書き方を2パターン、実践を交えて解説しています。

ですから、前編(今回)と後編(次回)では、別な書く順番について御説明申し上げます。

 

今回の記事や次回の記事、元ネタ動画を御覧になる事で、お相手様に肩書がある場合であっても、葉書や封筒の宛先を体裁良くまとめる事がうまくなり、その事によってその葉書や封筒を受け取った先方に対して、良い印象を与える事ができるようになりますよ!!(*^-^*)

ですので、是非とも御覧になって、学んでいって下さい。

但し、動画の内容の都合上、差出人の住所・氏名の書き方は割愛致します。

その為、差出人の住所・氏名の書き方や順番に関しましては、過去記事「実務:封筒の宛先の書き方について(後編)」回や「実務:葉書の宛先の書き方について(後編)」回を参考にして頂ければと思います(#^^#)

 

てな訳で、早速本題に入っていきましょう。

先ず、葉書や封筒に於ける、書く順番について復習していきましょう。

前回の記事でも語りました通り、お相手様のお名前→お相手様の住所→差出人の氏名→差出人の住所の順で書くのでしたね(#^^#)

尚、郵便番号に関しましては、葉書の場合も封筒の場合も特に規定はありませんでした。

更に、封筒の場合、郵便番号記入欄がある場合は良いのですが、郵便番号記入欄無しの封筒の場合だと、最初に郵便番号を書いて固めてしまった方が良いかもしれません(一一”)

その場合に郵便番号を書くスペースも、上部のセンターからやや右側(下の画像の郵便番号記入欄のような感じのスペース)から書き始めると良いです。

 

では、今回のように、会社名や肩書がお相手様にある場合は、どういう順番で書けば良いのでしょうか?

これに関しましては、一般的には、①会社名→②先方の肩書・お名前→③お相手の住所の順で書いていきます( ..)φ

しかし、私が師範養成講座の受講生時代に使用していたテキストには、①先方の肩書・お名前→②お相手様の住所→③会社名の順で書くように、との記載がありました。

その為、今回は元ネタ動画の再生順に則って、今回は会社名を最初に書く書き方について、次回は会社名を最後に書いてから差出人の住所・氏名に取り掛かる書き方について、扱っていこうと思います(#^^#)

 

後、元ネタ動画の方で、師範は全ての記入欄にマーキングを施してから筆を入れていますが、これに関しましては、時と場合によりけりです。

筆(筆ペン)と墨を使用する場合は、全ての書くスペースを固めてから、筆を入れるようにした方が良いです。

何故なら、墨で封筒が汚れないようにする為には、そちらの方が都合が良いからです(笑)

それでは、例の如く、最初に画像を御覧下さい<m(__)m>

 

screenshot_20210519_062621

 

上述の通り、今回は、最初に会社名から書いて参ります。

で、会社名の記入スペースも、郵便番号記入欄の真下から始まってはいけません。

ここで復習ですが、住所記入スペースが郵便番号記入欄から5mm程空けてから始まり、下述のお相手様の肩書とお名前を書くスペースは、1cm程度空けます。

その為、その中間程度(7~8mm)空けてから、始めましょう。

後は、その会社名の字数を計算し、1字毎の字のサイズを決めていきます。

尚、過去記事「実務:住所や宛先(社名など)の書き方について」回などでも語っている通り、前株(会社名が「株式会社○○○○」となる場合)と後株(「○○〇〇株式会社」の場合)では、また書き方が異なります。

ここでそこまで扱っていると字数がとんでもなくなるので、詳細はその過去記事を御覧になって頂ければと思います<m(__)m>

まぁ、余程の事が無い限り大丈夫だとは思いますが、会社名の最下部も、住所の最下部よりも下に沈んではいけません。

では、続いてお相手様の肩書とお名前の書き方に移行します。また、下の画像を御覧下さい<m(__)m>

 

screenshot_20210519_062648

 

続いてですが、お相手様の肩書を、お名前の記入スペースの上に書かねばなりません。

しかし、それでも上下の空けるスペースは同様で、郵便番号記入欄より、1cmは空けます。

また、「様」や「殿」、「御中」のような敬称も、葉書の真下迄沈めてはいけません(一一”)

これも、肩書無の場合と同じく、2cmは下部の空きを確保しましょう。

後は、その肩書の字数とお相手様のフルネームの字数を計算し、更に肩書とお名前(フルネーム)の余白分や、フルネームの苗字と名前の余白の分も計算して、肩書から書いていきます。

この場合、肩書は字のサイズ字体が小さくなりがちですので、筆の穂先をうまく活用しましょう!(^^)!

これに関しましては、先方のフルネームで、画数が多い漢字を書く場合も同様です。

 

で、ここまで問題無く書ければ、最後に先方の住所を記入するのみです。

この住所の書き方に関しましては、肩書があろうが無かろうが、書き方自体は変わりません。

ですので、字数の都合上、画像を御覧になるのみに止めておきます<m(__)m>

詳細な書き方は過去記事「実務:封筒の宛先の書き方について(後編)」回や「実務:葉書の宛先の書き方について(後編)」回を参考にして頂ければと思います。

 

screenshot_20210519_062707

 

後は、差出人の住所・氏名を書いていきます(でも上述の通り、ここでは割愛致します)

そして、今回の記事のように鉛筆でマーキングしている場合は、墨が完全に乾いてから、その補助線を消しゴムで消していきます。

その際、まだ墨が乾ききっていない場合は、墨で書いていないところから消していくか、若しくは墨が完全に乾ききってから消していきましょう。

その理由に関しましては、過去記事や過去動画で散々語ってきたので、ここでは割愛致します(御想像にお任せ致します)

 

後は、お相手様の情報や差出人情報が完全に乾ききったら、最後の記入漏れの確認をし、封書をその封筒に入れて、郵便局に提出すれば終わりです(笑)

因みに、この前編だけでも、2,000字どころか、3,000字を弱にまで到達してしまっています(苦笑)

その為、残る会社名を最後に書いてから差出人の住所・氏名に取り掛かる場合などにつきましては、次回の記事で御説明申上げます。

因みに、今回の記事の元ネタ動画は、コチラから御覧下さいませ。↓↓

 

 

 

但し、概要欄でも御話ししている通り、過去に演劇をやっていたとは思えない程、師範の解説がかみっかみで非常に恐縮です(一一”)

 

それでも、元ネタ動画の方も、皆様のお役に立てましたら、高評価・チャンネル登録・コメントなども頂ければ、師範は非常に嬉しく思います(T_T)

 

 

そして、今回も最後まで御覧頂きまして、誠に有難う御座いました<m(__)m>

 

 

 

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