090-1463-2631
〒406-0807 山梨県笛吹市御坂町二之宮
定休日 土曜日(その他、不定休あり)
92時限目の2 毛筆:たれ・にょう・かまえの草書体について(記事版)(後編)
本日も、こうして御来訪下さり、誠に有難う御座います(*^▽^*)
4回にわたり行書体に於ける各部首の書き方や字形について御説明申上げて参りましたが、今回がその4回目です(*^^*)
で、前回と今回とで、部首「たれ」や「にょう」、そして「かまえ」の草書体の書き方や字形についてお話していきます。
前回の記事や今回の記事、元ネタ動画を御覧になる事で、部首の「たれ」と「にょう」と「かまえ」を含む草書体の漢字を美しく書けるようになりますよ!!(*^-^*)
何故なら、漢字の大半は2つ以上の部分で構成されており、また部首が共通していて他の部分が異なるという場合も少なくないからです(「きへん」が共通している「林」と「村」など)
但し、当教室では、草書体を実際に書かれるのは高校生や成人の生徒さんで、小中学生の生徒さん達は草書体を学びません。その為、草書体について予習をしたい中学生の生徒さんや、既に草書体について学ばれているものの、理解がし難い高校生以上の生徒さん向けのお話となります。ですので、小学生の生徒さんや未就学児(保育園児・幼稚園児)達は、別な記事を御覧になる事をお勧め致します<m(__)m>
てな訳で、早速本題に入っていきましょう。
しかし、何しろ「たれ」3種類プラス「にょう」3種類プラス「かまえ」4種類について話していきます(そのうち、名無しの「あし」も1種類あり)ので、前後編にわけ、前編で「たれ」プラス「にょう」の合計6種類について、後編で「かまえ」4種類について解説致します。何卒御了承下さい<m(__)m>
で、前回は「たれ」3種類「がんだれ」「まだれ」「やまいだれ」プラス「にょう」3種類「けんにょう・えんにょう・いんにょう」「しんにょう」「そうにょう」について語っています。その為、今回は残る「かまえ」4種類「ぎょうがまえ」「はこがまえ」「くにがまえ」「もんがまえ」について御説明申し上げます。
また、草書体の部首は、字形が2種類が存在しているものも非常に多い為、例として挙げた漢字も2字挙げました。
先ずは、元ネタ動画から引っ張ってきたキャプチャ画像を御覧下さい。
先ず「ぎょうがまえ」についてですが、上の画像通り、「ぎょうにんべん」に相当する部分の左側は、1本の縦画のようになります(笑)
更に、右側も途中で折れるか否かは別としまして、最後ははらう画となります。
勿論、右側の画を書く場合は、その前の画からの連続も意識して下さいね(*^-^*)
後、下部の「衛」のように、真ん中から書き、その次に「ぎょうがまえ」に相当する部分を書いていく筆順もあります。
次に「はこがまえ」です。最初の横画を伸ばし、その次の画との連続も意識しますφ(..)
更に、最後の縦画をおろして折れるところは、楷書的に一旦止まってしっかり押さえるようなことはせず、曲線的に折れて横画を伸ばしましょう。
ところで、上部は「区」の旧字体「區」の草書体です。
これは過去記事「毛筆:旧字体が存在する漢字の草書体について」回でも語っている通り、新字体を無理矢理旧字体化するような事はしないように(一一”)
「くにがまえ」については、2本のおれる画のような字形になるか、若しくは縦画を伸ばした後、そこから上に引き返して、反時計回りに画を書いていく字形があります。
どちらの場合に於きましても、次の画との繋がりもしっかり意識して書きましょう(もはや耳タコかもしれませんが、重要ですからね)
最後に「もんがまえ」についてですが、これも過去記事の「毛筆:かんむり・あしの草書体について(後編)」回で語った部首「あみがしら」のように、「つ」のような字形になります。
これに関しましても、解読する場合は、前後の字の文脈から判定しましょう。
ところで、「もんがまえ」のみならず、「門」単体の草書体の字形も、「つ」のような字形になっています。
その為、ひらがなの「つ」の字源(元ネタ漢字)は「川」ではなく「門」との説もあります。
但し、前回と今回あげた書き方はあくまでも「ほんの一例」ですので、妄信せず、時と場合によって使い分ける事が重要です( `ー´)ノ
その為にも、臨書(古典作品を模写して学ぶ事)や運筆練習に精力的に励まれる事が第一です。
因みに、今回の記事の元ネタ動画は、コチラから御覧下さいませ。↓↓
但し、概要欄でも御話ししている通り、過去に演劇をやっていたとは思えない程、師範の解説がかみっかみで非常に恐縮です(一一”)
それでも、元ネタ動画の方も、皆様のお役に立てましたら、高評価・チャンネル登録・コメントなども頂ければ、師範は非常に嬉しく思います(T_T)
そして、今回も最後まで御覧頂きまして、誠に有難う御座いました<m(__)m>
大澤流書道教室
電話番号 090-1463-2631 住所 〒406-0807 山梨県笛吹市御坂町二之宮(御坂校)、〒407-0045 山梨県韮崎市旭町上條中割(旭校) 定休日 土曜日(その他、不定休あり)
24/04/17
24/03/21
24/02/27
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本日も、こうして御来訪下さり、誠に有難う御座います(*^▽^*)
4回にわたり行書体に於ける各部首の書き方や字形について御説明申上げて参りましたが、今回がその4回目です(*^^*)
で、前回と今回とで、部首「たれ」や「にょう」、そして「かまえ」 の草書体の書き方や字形についてお話していきます。
前回の記事や今回の記事、元ネタ動画を御覧になる事で、部首の「たれ」と「にょう」と「かまえ」 を含む草書体の漢字を美しく書けるようになりますよ!!(*^-^*)
何故なら、漢字の大半は2つ以上の部分で構成されており、また部首が共通していて他の部分が異なるという場合も少なくないからです(「きへん」が共通している「林」と「村」など)
但し、当教室では、草書体を実際に書かれるのは高校生や成人の生徒さんで、小中学生の生徒さん達は草書体を学びません。その為、草書体について予習をしたい中学生の生徒さんや、既に草書体について学ばれているものの、理解がし難い高校生以上の生徒さん向けのお話となります。ですので、小学生の生徒さんや未就学児(保育園児・幼稚園児)達は、別な記事を御覧になる事をお勧め致します<m(__)m>
てな訳で、早速本題に入っていきましょう。
しかし、何しろ「たれ」3 種類プラス「にょう」3種類プラス「かまえ」4 種類について話していきます(そのうち、名無しの「あし」も1種類あり)ので、前後編にわけ、前編で「たれ」プラス「にょう」の合計6種類について、後編で「かまえ」4種類について解説致します。何卒御了承下さい<m(__)m>
で、前回は「たれ」3 種類「がんだれ」「まだれ」「やまいだれ」プラス「にょう」3種類「けんにょう・えんにょう・いんにょう」「しんにょう」「そうにょう」について語っています。その為、今回は残る「かまえ」4種類「ぎょうがまえ」「はこがまえ」「くにがまえ」「もんがまえ」について御説明申し上げます。
また、草書体の部首は、字形が2種類が存在しているものも非常に多い為、例として挙げた漢字も2字挙げました。
先ずは、元ネタ動画から引っ張ってきたキャプチャ画像を御覧下さい。
先ず「ぎょうがまえ」についてですが、上の画像通り、「ぎょうにんべん」に相当する部分の左側は、1本の縦画のようになります(笑)
更に、右側も途中で折れるか否かは別としまして、最後ははらう画となります。
勿論、右側の画を書く場合は、その前の画からの連続も意識して下さいね(*^-^*)
後、下部の「衛」のように、真ん中から書き、その次に「ぎょうがまえ」に相当する部分を書いていく筆順もあります。
次に「はこがまえ」です。最初の横画を伸ばし、その次の画との連続も意識しますφ(..)
更に、最後の縦画をおろして折れるところは、楷書的に一旦止まってしっかり押さえるようなことはせず、曲線的に折れて横画を伸ばしましょう。
ところで、上部は「区」の旧字体「區」の草書体です。
これは過去記事「毛筆:旧字体が存在する漢字の草書体について」回でも語っている通り、新字体を無理矢理旧字体化するような事はしないように(一一”)
「くにがまえ」については、2本のおれる画のような字形になるか、若しくは縦画を伸ばした後、そこから上に引き返して、反時計回りに画を書いていく字形があります。
どちらの場合に於きましても、次の画との繋がりもしっかり意識して書きましょう(もはや耳タコかもしれませんが、重要ですからね)
最後に「もんがまえ」についてですが、これも過去記事の「毛筆:かんむり・あしの草書体について(後編)」回で語った部首「あみがしら」のように、「つ」のような字形になります。
これに関しましても、解読する場合は、前後の字の文脈から判定しましょう。
ところで、「もんがまえ」のみならず、「門」単体の草書体の字形も、「つ」のような字形になっています。
その為、ひらがなの「つ」の字源(元ネタ漢字)は「川」ではなく「門」との説もあります。
但し、前回と今回あげた書き方はあくまでも「ほんの一例」ですので、妄信せず、時と場合によって使い分ける事が重要です( `ー´)ノ
その為にも、臨書(古典作品を模写して学ぶ事)や運筆練習に精力的に励まれる事が第一です。
因みに、今回の記事の元ネタ動画は、コチラから御覧下さいませ。↓↓
但し、概要欄でも御話ししている通り、過去に演劇をやっていたとは思えない程、師範の解説がかみっかみで非常に恐縮です(一一”)
それでも、元ネタ動画の方も、皆様のお役に立てましたら、高評価・チャンネル登録・コメントなども頂ければ、師範は非常に嬉しく思います(T_T)
そして、今回も最後まで御覧頂きまして、誠に有難う御座いました<m(__)m>
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